諸塚村「吉野宮神社」♪目の神様『座頭神』を祀る由緒ある神社【座頭神祭・アクセス】

📖 読了目安: 約5分

吉野宮神社 周辺(諸塚村)の空撮
アイキャッチ画像: 国土地理院 シームレス空中写真を加工して作成

宮崎県東臼杵郡諸塚村の南川地区に鎮座する「吉野宮神社」♪ 室町時代中期、旅の途中に盗賊に襲われて命を落とした位の高い盲僧の霊を、村人たちが祀ったことに始まると伝えられる、由緒ある神社です。

目の神様「座頭神(ざとうがみ)」としても親しまれ、毎年3月28日には宮崎県北部の春の三大祭りのひとつに数えられる例祭「座頭神祭」が行われます。諸塚村の信仰と歴史を静かに体感できる、貴重なスポットです♪

この記事のポイント

  • 室町時代中期、盲僧の霊を祀ったことに始まる由緒
  • 目の神様「座頭神」として親しまれている
  • 例祭「座頭神祭」は毎年3月28日(春の三大祭りのひとつ)

盗賊に襲われた盲僧の霊を祀る由緒

吉野宮神社の始まりは、室町時代中期(1484年頃が有力とされています)にさかのぼります。以来、諸塚村南川地区の人々によって大切に守り継がれてきた神社です。

公式サイトの説明によると、次のように語り継がれています。

  • この盲僧は吉野朝廷(南朝)の密命を帯びて、阿蘇の菊池一族を頼る旅の途中だったとされ、諸塚村と北郷村(現在の美郷町北郷区)の境の峠で盗賊に襲われたと語り継がれています。
  • 年代には1379年説と1484年説があり、1484年説が有力とのことです。
  • 神社名の「吉野宮」も、南朝ゆかりの大和国吉野と関わりがあるのでは、と公式サイトでは触れられています。

目の神様「座頭神」として親しまれる信仰

吉野宮神社は「座頭神(ざとうがみ)」という別名でも知られています。御祭神が盲僧であったことにちなみ、古くから目の神様として信仰されてきました。目の健康を願う参拝者の心のよりどころとして、諸塚村の暮らしに根づいてきた信仰のかたちです。

境内に残る享保19年建立の供養塔

境内には享保19年(1734)に建立された古い供養塔が今も残されています。江戸時代から受け継がれてきた祈りの証であり、諸塚村の長い歴史をひっそりと物語る貴重な史跡です。

宮崎県北の春を彩る例祭「座頭神祭」

毎年3月28日に行われる例祭「座頭神祭」は、村人たち手作りによる荘厳な祭事。宮崎県北部の春の三大祭りのひとつに数えられ、諸塚村ならではの信仰と歴史を体感できる貴重な機会として、地域で大切に受け継がれています。

豊後の本草学者・賀来飛霞の『高千穂採薬記』には、この伝説の記述と供養塔のスケッチが残されています。物語は「吉野宮物語」として語り継がれ、平成14年(2002年)には五味太郎氏の絵による『絵本・吉野宮物語』も制作されました(諸塚村観光協会「もろつかナビ」)。

参拝の際に

吉野宮神社の参拝可能時間については、公式サイト上に記載が見当たりません。訪れる際は、事前に諸塚村観光協会へお問い合わせいただくと安心です。

地域の方々が大切に守り継いできた神社ですので、静かな気持ちでの参拝を心がけましょう。

吉野宮神社 の見どころまとめ
吉野宮神社 の見どころまとめ(0982ナビ作成)

知っておきたい豆知識

石段と鳥居と社殿のイメージイラスト
イメージイラスト(実際の景観とは異なります)

もろつかナビによると、次のようなことが紹介されています。

  • 村人たちは盲僧の霊を「吉野宮」として、500年以上にわたって祀り続けてきました。
  • この話は「吉野宮物語」として語り継がれており、北方町の松田仙峡氏の著作があります。
  • 平成11年(1999年)には五味太郎氏が「吉野宮物語」の絵図とビデオを制作したことも紹介されています。

よくある質問

「座頭神」とは、どんな神様ですか?

もろつかナビによると、吉野宮神社で祀られているのは、旅の途中で盗賊に襲われた盲僧の霊で、「座頭神(ざとうがみ)」とも呼ばれます。目の神様として信仰されています。

座頭神祭はいつ行われますか?

もろつかナビによると、毎年3月28日、盲僧の命日に行われます。「座頭さん」とも呼ばれ、目の神様を崇める村人たちの手作りによる祭りです。宮崎県北部の春の3大祭りのひとつとされています。

こんな人におすすめ

  • 目の神様「座頭神」に願掛けをしたい人
  • 室町時代から続く由緒ある神社の歴史に触れたい人
  • 毎年3月28日の例祭「座頭神祭」にあわせて訪れたい人
  • 享保19年建立の供養塔など地域の史跡めぐりが好きな人

基本情報

名称吉野宮神社
別名座頭神(ざとうがみ)
所在地宮崎県東臼杵郡諸塚村南川地区
創建室町時代中期(1484年頃が有力)
境内の史跡供養塔(享保19年/1734年建立)
例祭座頭神祭(通称「座頭さん」。毎年3月28日は盲僧の命日にあたるとされる)
お問い合わせ諸塚村観光協会 0982-65-0178

※最新情報は公式サイト(もろつかナビ)等でご確認ください。

アクセス

  • 所在地:宮崎県東臼杵郡諸塚村南川地区
  • 参拝可能時間の記載は公式サイト上にないため、諸塚村観光協会(0982-65-0178)へ事前にご確認のうえお出かけください
吉野宮神社 周辺(諸塚村)の空撮
吉野宮神社 周辺の空中写真。スポットそのものではなく一帯の地形を示しています(出典:国土地理院 シームレス空中写真)

地図

開催時期や見頃の目安は、年中行事・イベントカレンダーでも確認できます。

まとめ

吉野宮神社は、盗賊に襲われた盲僧の霊を祀ったことに始まる、諸塚村南川地区の由緒ある神社。目の神様「座頭神」として、また境内に残る享保19年建立の供養塔からも、地域の長い信仰と歴史を感じることができます。

毎年3月28日の「座頭神祭」は宮崎県北部の春の三大祭りのひとつ。諸塚村の歴史と文化にふれたい方は、ぜひ足を運んでみてください♪

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吉野宮神社 周辺(諸塚村)の空撮

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