延岡市北川町を流れる「北川(きたがわ)」は、延岡市の「ホタル物語」によると、川全体がゲンジボタルの棲息に適した清流です。いつもきれいな水が流れ、幼虫のえさになるカワニナが川の全域に棲んでいるからです。
成虫は5月下旬から6月中旬にかけて一斉に発生します(その年の気象で最盛期がずれることもあります)。
この記事のポイント
- 北川全体がゲンジボタルの棲息地・町内で4種類を確認
- 成虫は5月下旬から6月中旬に一斉発生(年により前後)
- 乱舞の名所の案内と、ホタルの館・5月のホタルまつり
見どころ・楽しみ方
- 清流・北川のゲンジボタル:延岡市の「ホタル物語」によると、ゲンジボタルは大きく明るい光を放ち、約2秒間隔でゆっくり一斉に明滅します。
- 町内で4種類のホタル:同じページによると、全域で見られるゲンジボタル、水田近くの溝付近のヘイケボタル、山手に分布するヒメボタル、下赤などで見られるオバボタルが確認されています。オバボタルは幼虫が光り、成虫は光りません。
- 道の駅の近くの名所:ホタルの館の公式サイト(2025年5月30日付)では、JR日向長井駅の東側を通る国道10号の下の町道沿いの用水路で、午後8時ごろから乱舞が見られると紹介されています。道の駅北川はゆまの東側、北川をまたいで家田湿原に続く長井大橋の北詰め一帯も名所です。
- 小川沿いの観測地点:ホタルの館の公式サイト(2026年5月15日付)では、県道北川北浦線の下塚で小川に架かる猪之市橋周辺で、午後8時ごろに多数の乱舞を役場職員が確認したと紹介されています。猫谷沈下橋・替崎下・柿園・萱場・抱石でも乱舞が始まったとのことです。
- 家田の山下谷:同じページには、2026年5月14日夜に家田の山下谷で、定点観測(5メートル周囲)で20匹ほど確認したとあります。
- 遮光ネット:ホタルの館の公式サイト(2026年5月11日付)によると、長井大橋北詰め一帯と家田地区の山下谷周辺では、鑑賞しやすいように道沿いのガードレールに黒い遮光ネットが張られます。
ホタルを間近で学びたいときは、飼育室のあるホタルの館もどうぞ。
季節ごとの楽しみ方

- 春(4月ごろ):延岡市によると、水中で冬を越した幼虫は4月ごろに上陸し、土の中に土まゆを作ってサナギになります。
- 5月中旬:ホタルの館の公式サイトでは、2026年5月15日の時点で、町内の各観測地点でホタルの乱舞が見られ始めたと紹介されています(5月15日付)。同じ年の5月11日付では、朝夕の冷え込みで乱舞がやや遅れているとも書かれており、年によって時期が変わります。
- 5月下旬〜6月中旬:延岡市によると、ゲンジボタルの成虫が一斉に発生する時期です。2025年6月1日現在のホタル情報では、長井大橋北詰はピークを過ぎ、柿園・猪ノ市・萱場・抱石は例年の3割程度と、場所によって差があることも紹介されています。
- 6月中旬〜7月中旬:延岡市のホタルQ&Aによると、ヘイケボタルの成虫は一般に6月中旬から7月中旬にかけて発生します。
- 秋〜冬:幼虫は夜行性で、水中でカワニナを食べながら、翌年3月ごろまで過ごします(延岡市)。
知っておきたい豆知識
- 活動のピーク:延岡市によると、成虫の活動は午後7時30分から9時ごろ、午前0時ごろ、翌朝の午前2時ごろの3回にピークがあります。
- 光る理由:飛び回っているのはオスで、メスは草むらや木の葉にとまっています。お互いに相手を見つけるため、光を放っています(延岡市)。
- 卵からサナギまで:メスは1匹で800〜1200個の卵を産み、約30日でふ化します。幼虫は約6回脱皮し、卵や幼虫の時代も発光します(延岡市)。
- 成虫の寿命:ゲンジボタルは成虫になると水滴をなめる程度で、寿命は約1〜2週間と言われています(延岡市)。
- 名前の由来:延岡市のホタルQ&Aによると、「ホタル」の言葉が最初に記されたのは日本書紀(720年)で、「火を垂れる虫」という説など由来には諸説あり、はっきりしていません。
鑑賞のマナー
- ホタルは自然の生き物です。採ったり、持ち帰ったりしない
- 夜は暗いので、足元や車に注意する
- 車は駐車スペースに停め、路上や市有地には停めない
- ゴミは持ち帰り、騒いで周りに迷惑をかけない
- 懐中電灯やカメラのフラッシュでホタルを照らさない
以上は延岡市の「ホタル物語」に書かれているお願いです。
よくある質問
北川のホタルは、いつごろ見られますか?
延岡市によると、ゲンジボタルの成虫は5月下旬から6月中旬にかけて一斉に発生します。年によって前後するので、ホタルの館の公式サイトの「ホタル情報」で状況を確かめると安心です。
どこで見られますか?
ホタルの館の公式サイトでは、長井大橋北詰め一帯、家田の山下谷周辺、猪之市橋周辺などが名所として紹介されています。町内のホタル生息地マップも公開されています。
何時ごろがよいですか?
延岡市によると、活動のピークは午後7時30分から9時ごろです。ホタルの館の公式サイトにも、午後8時ごろに乱舞が見られた場所の記載があります。
ホタルを持ち帰ってもよいですか?
採ったり、持ち帰ったりしないでください(延岡市)。見るだけにして、ホタルが増えていく川を守りましょう。
こんな人におすすめ
- 初夏の夜に、ゲンジボタルの乱舞を静かに楽しみたい方
- 光り方や一生など、ホタルのことをやさしく知りたい方
- 北川の清流・湿原・沈下橋とあわせて、北川町を巡りたい方
基本情報
| 名称 | 北川のホタル(北川町内のゲンジボタルなどの生息地) |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県延岡市北川町(北川・小川の流域) |
| 見られる種類 | ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタル・オバボタルの4種類(延岡市) |
| ゲンジボタルの時期 | 5月下旬〜6月中旬に成虫が一斉に発生(延岡市)。年により前後 |
| 時間帯の目安 | 午後7時30分〜9時ごろにピーク(延岡市) |
| 北川ホタルまつり | 5月に開催。第38回は2026年5月16日(土)、北川総合運動公園が主会場 |
| お問い合わせ | ホタルの館 0982-27-4740 |
※2026年10月時点の延岡市の「ホタル物語」と、ホタルの館の公式サイト(北川ホタルまつりのお知らせなど)の記載を確認しています。発生時期や場所は年によって変わります。最新の状況はホタルの館にご確認ください。
アクセス
- 車:ホタルの館へは、東九州自動車道の北川ICから車で5分です(ホタルの館の公式ブログ)。
- 電車:JR日豊本線の北川駅から、ホタルの館まで徒歩5分です(同上)。
- 夜の鑑賞:名所の周辺は夜に暗くなります。足元と車に注意し、路上や市有地に車を停めないようにしましょう。
地図
地図のピンは、延岡市の観光スポット紹介の地図に載る「ホタルの館・川舟の館」の位置です。ホタルの観賞場所そのものではありません。
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まとめ
北川は、川全体がゲンジボタルの棲む清流です♪ 5月下旬から6月中旬ごろの夜、マナーを守って静かな乱舞に出会ってくださいね。ホタルの館で、事前に今年の状況を聞いてから出かけるのがおすすめです。


