宮崎県東臼杵郡諸塚村家代・塚原地区にある「塚原ダム」♪ 昭和10年(1935)着工、昭和13年(1938)完成のダムで、完成当時は高さ・体積とも日本屈指の規模を誇りました。アメリカのボルダーダム(フーバーダム)の最新技術を取り入れつつ国産資材で建設され、資材は延岡から約40kmを索道で運んだという歴史を持つ、貴重な近代化産業遺産です。壁面のデザインが「万里の長城」に例えられるほど独特で、土木学会選奨土木遺産(Aランク)、そして平成16年(2004)には国の登録有形文化財にも指定されています。
昭和13年完成、当時は日本屈指の規模を誇ったダム
塚原ダムは、昭和10年(1935)に着工し、昭和13年(1938)に完成。完成当時は高さ・体積とも日本屈指の規模を誇るダムでした。建設にあたっては、当時世界最新の技術を投入して完成したアメリカのボルダーダム(フーバーダム)の技術を取り入れつつ、資材は国産にこだわって建設されたという、技術史的にも貴重な近代化産業遺産です。
資材は延岡から約40kmを索道で運搬
建設当時、諸塚村の山深い立地まで資材を運ぶのは大きな課題でした。そこで採られたのが、延岡から約40kmもの距離を索道(さくどう)で結び、資材を空中輸送するという方法。山あいの厳しい地形を乗り越えて完成にこぎつけた、当時の土木技術と人々の努力の結晶といえるダムです。
「万里の長城」に例えられる壁面と土木遺産としての評価
塚原ダムの壁面デザインは独特で、その姿は「万里の長城」に例えられるほど。土木学会選奨土木遺産(Aランク)に選ばれ、平成16年(2004)には国の登録有形文化財(建造物)にも指定されました。地元でも自慢の名所として親しまれています。
ダムカードは「もろっこはうす」で配布
塚原ダムのダムカードは、諸塚村内の「もろっこはうす」で配布されています(火曜・第2/4土曜休)。ダム好き・土木遺産好きの方は、ぜひ立ち寄ってコレクションに加えてみてください。見学の際は片側交互通行の仮設橋区間があるため、トンネル手前・先の駐車スペースを利用してください。
基本情報
| 名称 | 塚原ダム |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県東臼杵郡諸塚村家代(塚原地区) |
| 電話 | 0982-65-0178(諸塚村観光協会) |
| 竣工 | 昭和13年(1938)/昭和10年(1935)着工 |
| 指定 | 土木学会選奨土木遺産(Aランク)/国登録有形文化財(建造物、平成16年指定) |
| 見学 | 見学随時可(片側交互通行の仮設橋区間あり/トンネル手前・先に駐車スペースあり) |
| ダムカード | 「もろっこはうす」で配布(火曜・第2/4土曜休) |
※最新情報はもろつかナビ(諸塚村観光協会公式サイト)でご確認ください。
アクセス
- 所在地:宮崎県東臼杵郡諸塚村家代(塚原地区)
- 片側交互通行の仮設橋区間があります。トンネル手前・先の駐車スペースをご利用ください
- 詳しいアクセス方法は諸塚村観光協会(0982-65-0178)等でご確認ください
地図
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まとめ
塚原ダムは、完成当時日本屈指の規模を誇り、アメリカの最新技術と国産資材で作り上げられた、諸塚村が誇る近代化産業遺産。「万里の長城」に例えられる独特の壁面デザインと、国登録有形文化財としての歴史的価値を、ぜひ現地で体感してみてください。ダムカード集めもあわせて楽しめますよ♪

