延岡市「梅木の仏像・市尾内の石塔群」♪北浦町三川内に残る天文22年の銘をもつ薬師如来坐像と五輪塔の石塔群・市指定有形文化財【見どころ・アクセス】

📖 読了目安: 約5分

延岡市北浦町三川内周辺の空中写真(国土地理院)
アイキャッチ画像: 国土地理院 シームレス空中写真を加工して作成

宮崎県延岡市北浦町三川内にある、市指定有形文化財の「梅木の仏像」と「市尾内(いちびうち)の石塔群」♪ 延岡市の「梅木の仏像」のページと延岡市の「市尾内の石塔群」のページによると、どちらも平成18(2006)年2月20日に指定されています。

梅木の「堂様(どうさま)」には木造の仏像3体が、敷地には約25基の石塔があります。市尾内には、天文17(1548)年の銘が確認された石塔群があります。この記事では、2つの文化財を紹介します。

この記事のポイント

  • 市指定有形文化財。どちらも2006(平成18)年2月20日に指定
  • 梅木の堂様に、木造の仏像3体と約25基の石塔(五輪石塔群)がある
  • 市尾内の石塔群には、天文17(1548)年の銘が確認されている

見どころ・楽しみ方

参道の先にお堂とお地蔵さまがあるイメージイラスト
イメージイラスト(実際の景観とは異なります)

梅木の仏像

「堂様」と呼ばれる仏堂の中に、3体の仏像が安置されています。いずれも木造の小型の仏像です。

  • 薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう):お堂に向かって左の像です
  • 十一面観音立像(じゅういちめんかんのんりゅうぞう):中央の像です
  • 地蔵菩薩半跏像(じぞうぼさつはんかぞう):右の像です

薬師如来坐像には、「天文二十二(1553)年九月二十八日安座」「佛師古荘右衛門」の銘文があります。古荘右衛門については、詳細は不明とされています(延岡市の「梅木の仏像」のページ)。

梅木の五輪石塔群

梅木のお堂の敷地内には、「市指定有形文化財 梅木の五輪石塔群」もあります。

  • 五輪塔、宝篋印塔(ほうきょういんとう)、無縫塔(むほうとう)、板碑(いたび)、地蔵尊からなります
  • 周辺を含めて、合計25基ほどの石塔群です
  • 石塔は小型で、銘文はみられません
  • 組み合わせが不完全なものが多いとされています

市尾内の石塔群

  • 場所:向かいの「倉屋敷(くらやしき)」と呼ばれる土地の後方の山腹にあったものが、現在の場所に移されたと伝えられています
  • 今の姿:組み上げられている石塔は正確に組まれておらず、大半は集められているだけの状態です
  • 五輪塔:五輪塔が多くみられますが、もとの組み合わせを復元するのは難しい状態です
  • 銘文:山林火災で傷み、読み取りにくくなっていますが、天文17(1548)年の銘文が確認されています

延岡市の「市尾内の石塔群」のページは、この地域の歴史を知るうえで貴重な文化財だと紹介しています。

同じ三川内には、観音滝の記事で紹介している二筋の滝もあります。

季節ごとの楽しみ方

  • 通年:仏像も石塔も、見どころは季節を問わず変わりません
  • 足元:野外の文化財です。歩くときは、足元に気をつけてください

※公式ページに、季節の見頃や行事の記載はありません。

知っておきたい豆知識

  • 堂様:梅木では、仏像が安置された仏堂を「堂様」と呼んでいます
  • 石塔の種類:梅木には、五輪塔・宝篋印塔・無縫塔・板碑・地蔵尊があります。公式ページでは、小型で銘文はみられないとされています
  • 天文の年号:梅木の薬師如来坐像には天文22(1553)年、市尾内の石塔群には天文17(1548)年の銘があります。どちらも天文年間のものです
  • 文化財看板:この紹介は、2020〜2021年の国民文化祭・全国障害者芸術・文化祭に合わせて新設・更新された、延岡市の文化財看板の内容です(延岡市の文化財看板の一覧ページ)

よくある質問

いつ指定された文化財ですか?

梅木の仏像も市尾内の石塔群も、平成18(2006)年2月20日に、延岡市の有形文化財に指定されました。

梅木の仏像は何体ありますか?

3体です。薬師如来坐像、十一面観音立像、地蔵菩薩半跏像で、いずれも木造の小型の仏像です。

石塔はいくつありますか?

梅木の五輪石塔群は、周辺を含めて合計25基ほどです。市尾内の石塔群の数は、公式ページに書かれていません。

見学できますか?駐車場は?

公式ページに、見学方法・駐車場の記載はありません。お出かけ前に、延岡市の文化財係(0982-22-7047)へ問い合わせてください。

こんな人におすすめ

  • 北浦町に残る、仏像や石塔などの文化財に興味がある方
  • 五輪塔・宝篋印塔・無縫塔・板碑など、石塔の種類を知りたい方
  • 北浦町三川内の観音滝とあわせて、地域の歴史をたどりたい方

基本情報

名称梅木の仏像(梅木の五輪石塔群を含む)/市尾内の石塔群
所在地延岡市北浦町三川内(延岡市の「梅木の仏像」のページと延岡市の「市尾内の石塔群」のページの表記)
種別市指定有形文化財(梅木の仏像・市尾内の石塔群とも平成18〔2006〕年2月20日指定)
梅木の仏像「堂様」内に、薬師如来坐像・十一面観音立像・地蔵菩薩半跏像(木造・小型)。薬師如来坐像に天文22(1553)年の銘
梅木の五輪石塔群五輪塔・宝篋印塔・無縫塔・板碑・地蔵尊など、合計25基ほど(小型・銘文なし)
市尾内の石塔群五輪塔が多い。天文17(1548)年の銘文を確認(山林火災で判読困難)
見学方法・駐車場公式ページに記載なし
問い合わせ延岡市教育委員会 文化財・市史編さん課 文化財係 0982-22-7047(〒882-0822 延岡市南町2丁目1-8)

※2021年8月1日更新の延岡市の「梅木の仏像」のページと延岡市の「市尾内の石塔群」のページの記載をもとにしています。場所や見学の可否は、お出かけ前に市へ確認してください。

アクセス

公式ページに、行き方や所要時間の記載はありません。どちらも、延岡市北浦町三川内にあります。

  • 梅木の仏像:公式ページの地図の中心は、北緯32.7764・東経131.8040付近です
  • 市尾内の石塔群:公式ページの地図の中心は、北緯32.7746・東経131.8293付近です
  • 同じ三川内のスポット:観音滝があります

地図

下の地図は、公式ページに埋め込まれた地図の中心付近です。文化財のおおよその位置の目安としてご覧ください。まずは梅木の仏像です。

こちらは、市尾内の石塔群の付近です。

まとめ

北浦町三川内の梅木の仏像と市尾内の石塔群は、天文年間の銘が確認された、地域の歴史を伝える市指定有形文化財です。お出かけ前には、場所と見学の可否を市に確認してくださいね♪

宮崎の方でPCやITに困っている方

延岡市北浦町三川内周辺の空中写真(国土地理院)

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

日向市のIT/PC屋さんが記事を書いてます♪
  • URLをコピーしました!