宮崎県延岡市島浦町、延岡市唯一の有人離島「島野浦島(しまのうらしま)」♪
日本一ともいわれるテーブルサンゴが広がるダイビング&シュノーケルの聖地で、磯釣りや観光船での島めぐりも楽しめます。
この記事のポイント
- 延岡市唯一の有人離島。浦城港から高速艇で約10分
- 遠見場山(標高186m)の山頂は360度の大パノラマ
- 4月下旬〜5月上旬はミツバツツジ、11月は秋季大祭
日本一ともいわれるテーブルサンゴ
延岡観光協会の案内によれば、島野浦島は「ダイビング&シュノーケルの聖地」。「日本一とも言われるテーブルサンゴが広がり」、磯釣りや観光船での島周辺巡航も楽しめます。
トリップ延岡(延岡市観光オフィシャルサイト)によれば、島は黒潮が育む豊かな海に囲まれ、海の中には色鮮やかなサンゴ礁が広がります。海蝕によって生まれた洞窟「千貫目」など、ダイナミックな海の造形も見どころです。
標高186mの遠見場山、360度の大パノラマ
島内の遠見場山(標高186m)山頂からは360度の大パノラマが広がり、山道には約100m間隔で観音像が安置されています。
アクセスは浦城港から高速艇・フェリー
- JR延岡駅から浦城港まで車で約20分
- 浦城港から高速艇で約10分、またはカーフェリーで約20分
- 運航時間は高速艇7:30〜18:50、フェリー7:55〜17:30(土日祝日に運休便あり)

基本情報
| 名称 | 島野浦島(しまのうらしま) |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県延岡市島浦町 |
| 特徴 | 延岡市唯一の有人離島、テーブルサンゴのダイビングスポット |
| アクセス | 浦城港から高速艇約10分/フェリー約20分 |
| 運航時間 | 高速艇7:30〜18:50/フェリー7:55〜17:30(土日祝運休便あり) |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 問い合わせ | 延岡市役所 島浦支所 0982-43-0723 |
※2026年9月時点の公式サイトの記載をもとにしています。渡船の最新の運航状況は延岡観光協会公式サイトでご確認ください。
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地図(浦城港)
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見どころ・楽しみ方

島の観光を案内するNPO法人しまうら未来開発プロジェクトの「島野浦観光案内所」によると、島には次のような見どころがあります。
- 千貫目(せんがんめ):島の南海岸にある、太平洋の荒波が生んだ海蝕トンネルです。波が穏やかなら、島一周クルージングでトンネルをくぐることもできます。熊の鼻穴に似ていることから「鼻熊」とも呼ばれます。
- 影ヶ谷(かげんだ):島の北海岸にあるビーチで、シーカヤックやシュノーケルを楽しめます。徒歩では1時間以上かかるため、船で上陸する、いわばプライベートビーチです。
- オオスリバチサンゴ:島の北側の海底にある、大輪のバラの花のような形のサンゴです。世界一の規模といわれる群落で、素潜りでも見られると、同案内所は紹介しています。
- 中山崖:遠見場山(とんばやま)のトレッキングコース上、島の最東端にある高さ約70mの断崖絶壁で、太平洋を一望できます。
季節ごとの楽しみ方

- 4月下旬〜5月上旬:遠見場山のトレッキングコース沿いで、数百本のミツバツツジが満開になります。
- 5月・10月:「旅する蝶」アサギマダラが、5月は北上する姿、10月は南下の途中で休む姿を見られると同案内所は紹介しており、それぞれ島散策や山歩きの時期として挙げられています。
- 夏:島の中央の広場で、古くから伝わる盆踊りが開かれ、出店も並びます。
- 11月:島野浦神社の秋季大祭が、満月の夜にあわせて、前夜祭(よどん晩)と本祭の2日間行われます。ケンカ神輿、神楽、漁船パレードなどがあり、島外からも多くの観光客でにぎわいます。
- 1年の始まり:厄年や還暦を迎えた世帯が、自宅の2階などからみかんや餅、お菓子、日用品を投げる「みかん投げ」という、厄除けの島の風習があります。
知っておきたい豆知識
- 島の歴史:島野浦観光案内所によると、島には少なくとも安土桃山時代には人が住んでいた記録があります。鎌倉時代から南北朝・室町時代には水軍の「風待ち港」として栄え、江戸時代には延岡藩主の内藤氏が参勤交代の寄港地として使っていました。1950年代の最盛期には3,400人ほどが暮らしていましたが、現在は600人ほどです。
- 「イワシの舞う島」:島の主産業は水産業と水産加工業で、島民のほとんどが漁業関係者です。かつてはイワシが多く獲れ、「イワシの舞う島」と呼ばれていました。
- メキシコ女王伝説:江戸時代後期から伝わる伝説で、帰港中のカツオ船が波間の木箱を見つけたところ、白骨化した人の顔と金髪、銀の髪飾り、宝石が出てきたという話です。祟りを恐れた漁師たちが島に埋めたことから語り継がれるようになり、高速艇の発着所近くには、メキシコ女王のブロンズ像が立っています。
- 国定公園と「島の宝100景」:島は1974年に日豊海岸国定公園に指定され、2009年には国土交通省の「島の宝100景」に選ばれました。
- 西国三十三観音:遠見場山(標高186m)のトレッキングコース沿いの観音像は、天保12年(1841年)に近畿の「西国三十三ヶ所」を模してつくられた島野浦霊場で、それぞれに本尊のあるお寺と寄進者の名前が刻まれています。
よくある質問
船はどこに着きますか?
島野浦観光案内所のアクセスのページによると、高速艇は中央港に着き、降りてから中心街まで徒歩約5分です。フェリーは宇治港に着き、中心街まで徒歩約15分です。運航については日豊汽船(電話0982-43-0102)に確認するよう、同ページで案内されています。
延岡市街から浦城港へはバスでも行けますか?
案内所のアクセスのページでは、延岡市から浦城港まで車で約30分とされていて、バスは宮崎交通の宮野浦線(南延岡〜宮野浦)が紹介されています。
島で泊まったり、買い物をしたりできますか?
案内所の島体験のページでは、島野浦の案内人が運営する、延岡市で第1号の民泊「ふるさと民泊 遊季(ゆうき)」が紹介されています。食事は島の魚料理が中心です。
また、島民の生活を支える島で唯一のスーパーマーケット「ふれあい館」があり、生活雑貨や食料品、地場産品が売られています。
島での体験や、案内所への問い合わせは?
案内所では、島野浦神社から遠見場山、中山崖までを案内する山体験、ガイドと歩く町体験、海上タクシーで島を一周する海体験などが紹介されています。体験は予約制です。
問い合わせは島野浦観光案内所(延岡市島浦町745-1、電話070-4449-9312)へ。なお、案内所では宿の予約代行や空室の把握は行っていないとされています。
こんな人におすすめ
- ダイビング・シュノーケルで日本一ともいわれるテーブルサンゴを見たい方
- 磯釣りや観光船での島めぐりを楽しみたい方
- 遠見場山からの360度パノラマを眺めたい方
まとめ
島野浦島は、日本一ともいわれるテーブルサンゴが広がる、延岡市唯一の有人離島。ダイビング・シュノーケル・磯釣りと、海のアクティビティを満喫できます。延岡市の海めぐりの締めくくりに、ぜひ渡ってみてください♪

