宮崎県西臼杵郡高千穂町押方にある「嶽宮神社(たけみやじんじゃ)」♪ 国見ヶ丘へ通じる県道の登り口に鎮座する、二上神社の外宮と伝わる神社です。夫婦の神様が祀られ、絵画の神様ともいわれています。
この記事のポイント
- 昌泰3年(900年)に二上神社の外宮として建立と伝わる
- 伊弉諾命・伊弉冊命を祀り、絵画の神様・夫婦円満の御利益
- 駐車場なし。周辺に地福寺地蔵堂などがある

見どころ・楽しみ方
- 二上神社の外宮:高千穂町公式サイトによると、二上神社の外宮として昌泰3年(900年)に建立されました。御祭神は伊弉諾命(いざなぎのみこと)・伊弉冊命(いざなみのみこと)です
- 絵画の神様・夫婦円満:同サイトによると、絵画の神様と言われ、夫婦神が祀られていることから夫婦円満にも御利益があるとされています
- 国見ヶ丘へ向かう道の登り口:宮崎県の「みやざきの文化財情報」(押方神楽)によると、三田井の中心街から国見ヶ丘へ通じる県道203号(土生高千穂線)の登り口に鎮座しています。天文18年(1549年)に再建されたと紹介されています
同じ県のページによると、神社の周辺には、戦国時代末期に京都の伏見から勧請された高千穂稲荷大神社や、1563年に建立された地福寺地蔵堂(ちふくじじぞうどう)があります。
地福寺地蔵堂は押方氏の菩提寺で、本尊の地蔵菩薩半跏像(じぞうぼさつはんかぞう)と須弥壇(しゅみだん)には、建立時の作銘があります。永禄10年(1567年)の鰐口(わにぐち)も現存していると、県のページは紹介しています。
季節ごとの楽しみ方
- 冬は夜神楽(押方神楽):観光協会のページによると、高千穂の夜神楽は毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内約二十の集落で奉納されます
- 嶽宮神社の夜神楽の日程:観光協会の夜神楽日程表(令和7年度・2025年10月30日現在)には、押方(下押方公民館)の嶽宮神社が2025年12月13日(土)、神楽宿は下押方公民館、神事16:00〜・舞入れ15:00〜、駐車台数30台と載っていました
2026年10月22日時点で、観光協会の日程表に載っているのは令和7年度の日程です。今シーズンの日程は、公表され次第ご確認ください。ほかの季節の見どころは公式ページに書かれていないため、ここでは紹介していません。

知っておきたい豆知識
- 氏子と神楽の運営:県のページによると、氏子は上押方公民館区55世帯、下押方公民館区120世帯、片内公民館区17世帯の合計192世帯です。夜神楽は、氏子総代を中心に15名の小集落組合長が神楽役を務め、年ごとの当番で行われます。神楽宿は上押方・下押方の両公民館が隔年で使います
- 押方神楽の特色:県のページによると、浅ヶ部神楽をはじめとする旧高千穂村の三田井系の神楽で、祭場の設えや舞はほぼ類似しています。岩戸神楽の手力男の舞では、岩屋戸に擦り足で静かに近づく「探りの手」など、押方神楽独特の所作舞があります
- 舞い手の顔ぶれ:県のページによると、舞い手の祝子者(ほうししゃ)は、10代から30代の若手後継者と50代の舞い手を中心とする19名です
- 夜神楽とは:高千穂町観光協会によると、里ごとに氏神様を神楽宿(民家や公民館)にお招きし、夜を徹して三十三番の神楽を奉納する神事です。昭和53年(1978年)に国の重要無形民俗文化財に指定されました。全体は高千穂町「高千穂の夜神楽」で紹介しています
- 夜神楽を見るときの心得:観光協会のページでは、日程・場所を事前に確認すること、防寒具や飲み物・軽食を持参すると安心なこと、見物は自由ですが神事参列の礼儀として「御神前」を受付に納めることが案内されています
- 元の神社:外宮の元になった二上神社については、高千穂町「二上神社」で紹介しています
よくある質問
駐車場はありますか?
町公式サイトでは、駐車場は「無し」と案内されています。観光協会の夜神楽日程表には、令和7年度の夜神楽の駐車台数が30台と載っていました。
どんな神様が祀られていますか?
伊弉諾命と伊弉冊命の夫婦神です。絵画の神様、夫婦円満の御利益があると町公式サイトは紹介しています。
夜神楽は見られますか?
観光協会の令和7年度の日程表では、押方(下押方公民館)の嶽宮神社が2025年12月13日(土)でした。今シーズンの日程は、観光協会(0982-73-1213)や町のページで公表され次第ご確認ください。
こんな人におすすめ
- 二上神社と外宮の関わりなど、神社の成り立ちに関心がある方
- 地福寺地蔵堂など、押方の歴史ある寺社をあわせて知りたい方
- 押方神楽の独特の所作(探りの手)など、夜神楽の違いを知りたい方
- 国見ヶ丘へ向かう途中の立ち寄り先を探している方
基本情報
| 名称 | 嶽宮神社(たけみやじんじゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県西臼杵郡高千穂町押方325 |
| 御祭神 | 伊弉諾命・伊弉冊命 |
| 御利益 | 絵画の神様、夫婦円満 |
| 由緒 | 昌泰3年(900年)に二上神社の外宮として建立と伝わる。天文18年(1549年)に再建 |
| 駐車場 | なし |
| 夜神楽 | 令和7年度は押方(下押方公民館)で2025年12月13日(土) |
| 問い合わせ | 高千穂町企画観光課 0982-73-1212/高千穂町観光協会 0982-73-1213 |
※2026年10月22日時点の高千穂町公式サイト(押方・向山地区の神社)・宮崎県「みやざきの文化財情報」(押方神楽)・高千穂町観光協会の夜神楽日程表の記載をもとにしています。内容は変わることがあるため、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。
アクセス
- 場所の目安:三田井の中心街から国見ヶ丘へ通じる県道203号(土生高千穂線)の登り口です(県のページ)
- 車:駐車場はないと案内されています。お出かけ前に、高千穂町観光協会(0982-73-1213)へ問い合わせると安心です
下の地図は、町公式サイトに載る住所(押方325)で探した位置です。目印の目安としてお使いください。
地図
高千穂町のおすすめスポット
- 高千穂町「二上神社」♪日本書紀・日向国風土記に記される天孫降臨の山・伊弉諾尊と伊弉冉尊を祀る古社【見どころ・アクセス】
- 高千穂町「中畑神社」♪国見ヶ丘ゆかりの阿蘇神社の外宮・開拓の神様を祀る古社・昇り龍と降り龍の彫刻と樹齢約300年の大杉【見どころ・アクセス】
- 高千穂町「国見ヶ丘」♪標高513m・阿蘇五岳と祖母連山を望む雲海の絶景スポット【見どころ・アクセス】
- 高千穂町「高千穂の夜神楽」♪約二十の集落で夜通し奉納される国指定重要無形民俗文化財・三十三番の神楽【見どころ・アクセス】
- 高千穂町「高千穂神社」♪1900年の歴史と毎晩の神楽奉納が魅力の総社【見どころ・アクセス】
- 高千穂町「神話の高千穂夜神楽まつり」♪11月下旬の2日間・高千穂神社の神楽殿で夜神楽三十三番のすべてを奉納する年に一度のまつり【見どころ・アクセス】
まとめ
嶽宮神社は、二上神社の外宮として建立されたと伝わる、絵画の神様と夫婦円満の神社です。県の紹介では、地福寺地蔵堂や高千穂稲荷大神社など、周辺の歴史にも触れられます。国見ヶ丘へ向かう際に、押方の歴史を知る手がかりにしてみてくださいね♪


