美郷町北郷「宇納間地蔵尊」♪365段の石段と仁王像・火災避けの古刹で絶景パノラマ【見どころ・参拝】

📖 読了目安: 約5分

宇納間地蔵尊(宇納間地蔵尊1)

宮崎県東臼杵郡美郷町北郷区にある古刹「宇納間地蔵尊(うなまじぞうそん)」♪ 火災避けの地蔵さまとして九州各地から信仰を集める、九州屈指のお地蔵さま信仰の聖地で、参道の365段の石段を登り切ると北郷区の里山風景を一望できます。

仁王像が並ぶ厳かな参道、登り切った先の鐘、参道入口の「地蔵の里」など、見どころが詰まった美郷町を代表するスポットです。

この記事のポイント

  • 火災避けの地蔵さま。365段の石段の先は里山風景を一望
  • 参道に仁王像、頂上に鐘。参拝は境内自由(夜間は注意)
  • 旧暦1月24日を中日とする3日間が「宇納間地蔵大祭」

宮崎県美郷町北郷区の宇納間地蔵尊♪

宮崎県美郷町北郷区・宇納間地蔵尊の案内看板

宇納間地蔵尊は、宮崎県東臼杵郡美郷町北郷区に鎮座する古刹で、火災避けの地蔵さまとして九州各地から信仰を集めるお寺です。

毎年、旧暦1月24日を中日とした3日間(旧暦の地蔵縁日)に「宇納間地蔵大祭」が行われ、多くの参拝客で賑わいます。

新暦では年により2月〜3月ごろにあたり、2026年は3月11日(水)〜13日(金)でした(宮崎県観光協会「みやざき観光ナビ」の掲載による)。

宇納間地蔵尊へ続く石段と幟が並ぶ参道
宇納間地蔵尊(写真提供:宮崎県観光協会)

石段を登る途中に小さなお地蔵様

宇納間地蔵尊・上り途中のお地蔵さま

石段を上っていく途中、右手には小さなお地蔵様がいらっしゃいます。一段ずつ登りながら手を合わせると、心が落ち着いていきます。

宇納間地蔵尊の本堂と石灯籠
宇納間地蔵尊(写真提供:宮崎県観光協会)

参道で出迎える仁王像

宇納間地蔵尊の仁王像

参道には仁王像(におうぞう)が立っており、参拝者をしっかりと見守ってくれています。金剛力士像とも呼ばれるその姿は、寺院の守護者として古くから日本各地に伝わる存在です。

登り切った先の鐘で「ゴーン」と一礼♪

宇納間地蔵尊・登り切った先の鐘

365段の石段を登り切ると、頂上には鐘があります。心を込めて一礼して、鐘をひとつ鳴らさせていただきました。お寺の静かな空気に響く鐘の音は、いつまでも耳に残ります。

北郷区の景色を一望できます

宇納間地蔵尊から見渡す北郷区の景色

頂上からは、北郷区の山あいの田園風景を一望できる絶景。緑豊かな美郷町の景色は、登り切ったご褒美にぴったりです♪

下りも365段 — 足元にお気をつけて

宇納間地蔵尊・365段の石段を下る

登りで365段、下りも365段。下りは膝にきますので、滑りにくい歩きやすい靴でお越しください。雨の日や雪の日は石段が滑りやすくなるため特にお気をつけください。

参道入口の「地蔵の里」も立ち寄りスポット♪

参道入口エリアには「地蔵の里」という地元の物産・食事処もあり、お参りの後の休憩・お土産購入にぴったりです。

参拝の基本情報

名称宇納間地蔵尊(うなまじぞうそん)
所在地〒889-0901 宮崎県東臼杵郡美郷町北郷区宇納間
お問い合わせ美郷町役場 北郷地域課 0982-62-6201/全長寺(お札について)0982-62-5018
御利益火災避け(防火地蔵尊)
参道365段の石段/仁王像/頂上の鐘/里山風景の絶景
参拝境内自由(参道に街灯なし、夜間の参拝は注意)
例大祭旧暦1月24日を中日とした3日間「宇納間地蔵大祭」

※年中行事・大祭の日程は変動します。最新情報は美郷町や宮崎県観光協会のサイトでご確認ください。

地図

開催時期や見頃の目安は、年中行事・イベントカレンダーでも確認できます。

動画で見る

動画:【宮崎県美郷町】みさとさんぽ ~宇納間地蔵尊に参拝してきました~(一般社団法人美郷町観光協会/YouTube)

季節ごとの楽しみ方

宇納間地蔵尊の祭りの時期:宇納間地蔵大祭(年により2月〜3月ごろ。2026年は3月11日〜13日)、うなま地蔵夏祭り(毎年8月の第1土曜日(2026年は8月1日))を、1月から12月の帯で示した図
祭りの時期(美郷町公式観光サイト・美郷町観光協会をもとに作成)

美郷町公式観光サイトの案内によると、2026年の宇納間地蔵大祭(3月11日〜13日)は次のとおりでした。

  • 全長寺周辺を会場に、火伏せ地蔵のお札の販売、露店、イベントなどが行われました
  • 期間中は全長寺周辺が歩行者天国になり、交通規制がありました(8:30〜17:00、最終日の13日は16:00まで)
  • 最終日には、宇納間エイサー「琉星會」などによるエイサー演舞と餅まきも予定されていました

美郷町観光協会の案内によると、夏には、美郷町役場北郷支所横のすまいる広場で、毎年8月の第1土曜日に「うなま地蔵夏祭り」が開かれます。

歌謡祭やステージイベント、屋台村があり、県内や沖縄から集まるチームによる「エイサー交琉祭」が目玉です。2026年は第36回として8月1日の16時から開催されました。

知っておきたい豆知識

参道の先のお堂と、赤いよだれかけのお地蔵さまのイメージイラスト
イメージイラスト(実際の景観とは異なります)

美郷町公式観光サイトの大祭のお知らせによると、宇納間地蔵尊は、全長寺の仁王門をくぐり、365段の石段を登り詰めた鉄城山の山頂に祀られています。同お知らせでは、地蔵菩薩像は名僧・行基菩薩の手による一刀三礼の霊仏ともいわれると紹介されています。

お知らせによると、由来は、平安時代の末期、天台の僧・正岸僧都が諸国をめぐって日向路を訪れ、小原地区の市木に寺を建てて地蔵菩薩を本尊として祀ったことと紹介されています。その後、この像が鉄城山の地蔵堂に移されました。

同じお知らせによると、「火伏せ地蔵」と呼ばれるのは、およそ200年前、江戸の町で大火が起こり、藩邸も焼けそうになったとき、当時の延岡藩主の祈りに応えて屋根に僧侶が現れ、大雨のように水を注いで火を鎮めたという言い伝えによるものです。

藩主は帰国後に自ら参拝し、家紋「下り藤」が寺紋として授けられ、徳川の家紋「三葉葵」の使用も許されたと伝えられています。

また、お知らせでは、地蔵菩薩の開帳は60年に一度とされています。例祭は旧正月、6月、9月の24日に行われ、なかでも旧暦1月24日を中日とする3日間の宇納間地蔵大祭は、大勢の参拝客で賑わいます。

こんな人におすすめ

  • 火災避けのご利益を求めて参拝したい方
  • 365段の石段を登り切った先の絶景を楽しみたい方
  • 仁王像や鐘など見どころの多い古刹を訪れたい方

まとめ

宇納間地蔵尊は、365段の石段の参道・仁王像・鐘・絶景と、参拝の充実感を味わえる宮崎県北の古刹。火災避けの地蔵さまへの祈りと、登り切った先の景色を、ぜひ体感してみてくださいね♪

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宇納間地蔵尊(宇納間地蔵尊1)

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