諸塚村「紋原のフクジュソウ自生地」♪日本で群生する南限・例年1月後半から2月に咲く県指定天然記念物【見どころ・アクセス】

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紋原のフクジュソウ自生地周辺の空中写真
アイキャッチ画像: 国土地理院 シームレス空中写真を加工して作成

宮崎県諸塚村の七ツ山・紋原(もんばる)にある「フクジュソウ自生地」♪ 黒岳のふもと、標高750mの林で、早春の残雪の中から黄色い花が顔を出します。諸塚村公式サイトによると、約1ヘクタールの林に自生していて、日本で群生する南限だそうです。

この記事のポイント

  • 約1ヘクタールの林に咲く、日本で群生する南限のフクジュソウ
  • 見頃は例年1月後半から2月ごろ。晴れた日に花が開く
  • 県指定の天然記念物。柵の外から見て、盗掘・持ち帰りは禁止
雪の山並みと早春の花のイメージイラスト
イメージイラスト(実際の景観とは異なります)

見どころ・楽しみ方

厳しい寒さの中で咲く、小さな黄色い花が主役です。見学のポイントをまとめます。

  • 日本で群生する南限:村公式サイトによると、七ツ山の紋原地区、標高750mの高原にある約1ヘクタールの林の中に自生しています。早春になると、残雪の中で林一面に可憐な花が咲きます
  • 日本固有の「シコクフクジュソウ」:もろつかナビによると、この一帯に自生するのは、「シコクフクジュソウ」に分類される日本固有種です。キンポウゲ科の花で、雪割草(ユキワリソウ)とも呼ばれ、春を告げる縁起のよい花として親しまれています
  • 旧暦の正月ごろに咲く「元旦草」:村公式サイトでは、旧暦の正月ごろに咲くことから「元旦草」とも呼ばれ、花言葉は「永久の幸福」と紹介されています
  • 柵の外から観察:自生地は柵で囲われて保護されています。もろつかナビによると、見学はお気軽にできますが、柵の外側にも花が咲いているので、中に入らなくても楽しめます
  • 晴れた日がおすすめ:もろつかナビの開花報告に、フクジュソウは曇りでは花びらを閉じ、晴れると開くとあります。花がしっかり開いた姿を見たいなら、晴れた日の日中が狙い目です

季節ごとの楽しみ方

紋原のフクジュソウと諸塚村の春の花:フクジュソウ(例年1月後半から2月)、ヤブツバキ展(しいたけの館21)、ヤマザクラ(咲き始め)、アケボノツツジ(諸塚山)を、1月から12月の帯で示した図
季節の見どころ(諸塚村公式サイト・もろつかナビをもとに作成)
  • 1月後半〜2月:もろつかナビによると、例年1月後半から2月の一番寒い時期に咲きます。開花は年によって前後するので、行く前に観光協会の開花情報を確認すると安心です
  • 3月:しいたけの館21で、毎年3月に「諸塚でヤブツバキを鑑る」展示会が開かれます(もろつかナビ)。山のヤマザクラは、3月中旬から下旬に咲き始めます(村公式サイト)
  • 4月下旬〜5月上旬:諸塚山のアケボノツツジの季節です(村公式サイト)。山の様子は諸塚山・諸塚神社(元宮)で紹介しています

知っておきたい豆知識

  • 指定の経緯:もろつかナビによると、昭和57年6月に諸塚村の天然記念物、平成25年9月12日には宮崎県の天然記念物に指定されています
  • 県内でも貴重:県内の生育地は諸塚村と高千穂町に限られます。宮崎県のレッドデータブックでは、「絶滅危惧ⅠA類」に選ばれています(もろつかナビ)
  • 黒岳の麓にある:自生地は、黒岳の登山口へ向かう道の途中にあります。黒岳の植物や登山は諸塚村「黒岳」で紹介しています
  • 保護すると株が大きくなる:村公式サイトの写真には、「保護できると株が大きくなります」という説明が添えられています。柵や見学のルールは、花を守るためのものです

よくある質問

見学に料金や予約は必要ですか?

もろつかナビには「お気軽にご見学いただけます」とあり、料金や予約についての記載は見当たりませんでした。行き方や開花の状況は、諸塚村観光協会(0982-65-0178)に確認できます。

柵の中に入ったり、花を持ち帰ってもいいですか?

いいえ。もろつかナビでは、盗掘や持ち帰りは固く禁じられているとされ、柵の外側にも花があるので「観るだけ、撮るだけ」で楽しむよう呼びかけています。

冬の山道は車で行けますか?

開花報告には、雪が残っていてもノーマルタイヤで上がれた年と、四駆の軽自動車でようやく登れた年があります。雪や凍結の日は無理をせず、事前に道の状況を確認してください。

見頃はいつですか?

例年1月後半から2月ごろです。開花報告には「2月いっぱいは楽しめそう」という年もありますが、年によって異なります。

こんな人におすすめ

  • 冬から早春の花を見て、春の訪れを感じたい方
  • 珍しい植物や天然記念物に関心がある方
  • 黒岳や諸塚山とあわせて、諸塚村の自然を巡りたい方

基本情報

名称フクジュソウ自生地(紋原のフクジュソウ)
所在地宮崎県東臼杵郡諸塚村大字七ツ山(紋原地区・標高約750m)
面積約1ヘクタールの林(村公式サイト)
指定諸塚村天然記念物(昭和57年6月)・宮崎県天然記念物(平成25年9月12日)
見頃例年1月後半〜2月ごろ(年により前後します)
見学のルール柵の外から見学。盗掘・持ち帰りは禁止
問い合わせ諸塚村観光協会(エコミュージアムもろつか しいたけの館21内) 0982-65-0178

※2026年10月時点の諸塚村公式サイト「諸塚の自然のスポット」ともろつかナビ「フクジュソウ」をもとにしています。

アクセス

  • 車:黒岳の登山口へ向かう道の途中にあります。村公式サイトによると、国道503号の宮の元バス停から黒岳登山口広場までは、車で30分ほどです
  • 道の様子:もろつかナビによると、小原井(おばらい)の集落を過ぎると、現地までは離合が難しい細く荒れた道が続きます。落石や路面の凹凸、対向車に注意し、冬は凍結にも気をつけてください
  • 通行止めに注意:諸塚村内の交通情報(2026年5月更新)では、紋原までは通行できるものの、小原井地区の猟師藪(りょうしやぶ)地域で通行止めによる迂回があると案内されています。通行止めの看板から右折し、集落の中を通って紋原へ進みます
  • 黒岳登山口は通行止め:同じ交通情報では、黒岳登山口までは土砂崩れのため、当分の間は通行止めとされています
  • 諸塚村へ:日向市・美々津から車で約60分、五ヶ瀬町から約60分です(もろつかナビ「交通アクセス」)。2026年4月現在、国道327号の椎葉村〜諸塚村間は通行止めで一部迂回が必要なため、国道503号から入る経路が案内されています

地図

地図は紋原集落付近の目安です。自生地は集落から先の山道沿いにあるため、道の状況を確認してから向かってください。

まとめ

紋原のフクジュソウ自生地は、日本で群生する南限とされる、冬の諸塚村の名所です。花が開くのは晴れた日の日中なので、天気と道の状況を見て出かけてみてください。柵の外から、そっと春の訪れを感じてくださいね♪

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紋原のフクジュソウ自生地周辺の空中写真

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