諸塚村「飯干峠」♪標高1,000m超・国道503号の五ヶ瀬町との境の峠、西南戦争ゆかりの石碑も【見どころ・アクセス】

📖 読了目安: 約4分

宮崎県東臼杵郡諸塚村七ツ山と西臼杵郡五ヶ瀬町三ヶ所の境に位置する「飯干峠(いいぼしとうげ)」♪ 国道503号が越える標高1,000m超の峠です。

道路の歴史を伝える開通記念碑と、西南戦争ゆかりの石碑が静かに建っています。

この記事のポイント

  • 国道503号が越える標高1,000m超の峠。諸塚村と五ヶ瀬町の境
  • 見どころは開通記念碑と西南戦争ゆかりの石碑
  • 冬季は路面凍結・積雪、豪雨時は通行止めも。事前に道路確認を
雲海に浮かぶ山並みと、展望デッキ・道標のある山道のイメージイラスト
イメージイラスト(実際の景観とは異なります)

標高1,000m超・国道503号が越える諸塚村と五ヶ瀬町の境の峠

飯干峠は、諸塚村と五ヶ瀬町を結ぶ国道503号のルート上にある峠です。もとは宮崎県道だった区間で、次のように整備されてきました。

  • 1967年(昭和42年)10月21日:県道新塚原五ヶ瀬線として、峠前後の約10kmが車道として開通(工費2億5400万円余、幅員4m)
  • 1993年(平成5年)4月1日:当時の県道が一般国道に昇格し、現在の国道503号に

峠には、この開通の歴史を伝える開通記念碑が建てられています。

飯干峠の道路と記念碑(諸塚村)
峠道は九州中央山地を貫く山岳ルートです(画像:Wikimedia Commons/撮影者:Sanjo/CC BY-SA 4.0)

西南戦争ゆかりの石碑

飯干峠には、開通記念碑とあわせて、西南戦争にちなむ石碑も建てられています。1877年(明治10年)の西南戦争で敗走した西郷隆盛の軍勢が、この峠を越えて退いたと伝わることにちなむものです。

宮崎県北には、このほかにも延岡市の西郷隆盛宿陣跡資料館や西南戦争和田越決戦場など、西郷軍の退却路にまつわる史跡が点在しており、飯干峠もその足跡のひとつとして伝えられています。

飯干峠に建つ記念碑(諸塚村)
峠に建つ記念碑(画像:Wikimedia Commons/撮影者:Sanjo/CC BY-SA 4.0)

アクセスの注意・冬季は通行止めに注意

峠付近は標高1,000mを超えるため、次の点にご注意ください。

  • 冬季は路面凍結や積雪で通行に注意が必要です
  • 梅雨・台風時期は豪雨による災害で通行止めになることがあります
  • 訪れる際は事前に道路状況を確認するのがおすすめです

新緑や紅葉の時期の景色も見応えがあります。

基本情報

名称飯干峠(いいぼしとうげ)
所在地宮崎県東臼杵郡諸塚村七ツ山(五ヶ瀬町三ヶ所との境)
標高1,000m超
通行路国道503号
開通1967年(車道)/1993年(国道昇格)
見どころ開通記念碑、西南戦争ゆかりの石碑
注意事項冬季は路面凍結・積雪、豪雨時は通行止めの可能性あり

地図

知っておきたい豆知識

  • 「交通の難所」として知られる峠:五ヶ瀬町の公式ページには、2022年3月25日に国土交通省が国道503号飯干バイパス(五ヶ瀬町・諸塚村)を令和4年度の新規事業箇所に決めた、という町長コメントが載っています。コメントでは、飯干峠を「交通の難所であり冬季の通行不能の原因」とし、バイパス整備は地元住民の永年にわたる悲願だと述べています
  • 町村の境の峠で記念撮影:同じページによると、3月28日には、五ヶ瀬町と諸塚村の町村堺である飯干峠で、両町村の町長・村長と議会議長が新規事業化の喜びを分かち合いました
  • 西郷隆盛一隊と諸塚村:諸塚村観光協会の「諸塚村史」年表には、1877年(明治10年)の西南の役で、西郷隆盛一隊が村内を敗走し、松の平に一泊したと記されています

よくある質問

飯干峠のバイパスは計画されていますか?

五ヶ瀬町の公式ページによると、国道503号飯干バイパスは五ヶ瀬町と諸塚村にまたがる事業で、2022年度に国土交通省の新規事業箇所として決まりました。峠が冬季の通行不能の原因になっていることが背景にあります。

五ヶ瀬町側から諸塚村の中心部まで、どのくらいかかりますか?

諸塚村観光協会の交通アクセス案内では、国道503号の入口(五ヶ瀬町三ヶ所)から飯干峠を経て、諸塚村の中心部まで約60分とされています。

通行できるかどうかは、どこで確認できますか?

諸塚村観光協会の「諸塚村内の交通情報」に、五ヶ瀬町と諸塚村を結ぶ国道503号の状況が掲載されています。宮崎県の道路規制情報でも確認できます。

こんな人におすすめ

  • 九州中央山地のドライブルートを楽しみたい方
  • 西南戦争ゆかりの史跡に興味がある方
  • 新緑・紅葉の時期に山岳ドライブをしたい方(冬季は路面凍結・積雪に注意)

まとめ

飯干峠は、国道503号が越える標高1,000m超の諸塚村と五ヶ瀬町の境の峠。道路開通の歴史と、西南戦争にまつわる伝承を今に伝える石碑が静かに佇んでいます。

九州中央山地のドライブルートとして、道中の景色とあわせて訪れてみてはいかがでしょうか♪

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