宮崎県西臼杵郡高千穂町向山にある「黒仁田神社(くろにたじんじゃ)」♪ 茶園が広がる台地にある、36世帯の黒仁田集落の神社です。参道には洞のあるご神木、手前の広場には樹齢300年を超えるイチョウと薬師堂が立っています。
この記事のポイント
- 伊弉諾命・菅原道真公・若宮大明神を祀る・御利益は心身健全など
- 参道に洞のあるご神木、広場に樹齢300年超のイチョウと薬師堂
- 駐車場なし。黒仁田東バス停から徒歩5分

見どころ・楽しみ方
- 参道前の広場と薬師堂:高千穂町公式サイトによると、参道に入る前に小さな広場があり、薬師堂が建っています。近くには樹齢300年を超える大きなイチョウもあります
- 洞のあるご神木:同サイトによると、参道のご神木は巨木の中に洞ができていて、ねじれたように立つ姿が不思議な雰囲気を醸し出しています
- 二度の火災と再建:町公式サイトの向山地区の神社のページによると、享保13年(1728年)と大正15年(1926年)の二度の火災で社殿が全焼し、現在の社殿は昭和2年(1927年)に再建されたものです
御祭神は、町公式サイトによると伊弉諾命(いざなぎのみこと)、菅原道真公、若宮大明神です。肥後の国の甲斐主水之助が黒仁田に住んでいたことから、御船の豪族・甲斐家も祀っているそうです。
伊弉諾命は生命と健康の神様で、禊(みそぎ)をしたことから「クリーニングの神様」ともいわれる、と町公式サイトは紹介しています。御利益は「心身健全」「クリーニング(洗濯)」と書かれています。
宮崎県の「みやざきの文化財情報」(黒仁田神楽)では、室町時代末期に阿蘇家の重臣として仕え、非業の死を遂げた黒仁田豊後守(くろにたぶんごのかみ)親子を祭祀する神社として紹介されています。集落には、弁財天・薬師如来・六地蔵などの神仏も手厚く祀られているそうです。
季節ごとの楽しみ方
- 冬は夜神楽:観光協会のページによると、高千穂の夜神楽は毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内約二十の集落で奉納されます
- 黒仁田の夜神楽の日程:観光協会の夜神楽日程表(令和7年度・2025年10月30日現在)には、向山(黒仁田公民館)が2026年1月31日(土)、舞入れ16:00〜・神事20:00〜、駐車台数15台と載っていました。神社名は「柘ノ瀧神社」と書かれており、黒仁田神社の例祭かどうかは表に書かれていません
2026年10月22日時点で、観光協会の日程表に載っているのは令和7年度の日程です。今シーズンの日程は、公表され次第ご確認ください。ほかの季節の見どころは公式ページに書かれていないため、ここでは紹介していません。

知っておきたい豆知識
- 黒仁田神楽のルーツ:県のページによると、黒仁田神楽は日之影町岩井川系の神楽です。古くは諸塚村から日之影町の大人(おおひと)神楽を経由し、乙女・草仏・尾狩・黒仁田の集落に伝わったといわれます。昭和初期に途絶えた神楽は、師匠が三田井系の神楽を習得して取り入れたと紹介されています
- 黒仁田の暮らし:同じ県のページによると、黒仁田は向山南地区にある36世帯の集落で、お茶の生産を生業とする世帯が多く、台地に茶園が広がっています
- 夜神楽とは:高千穂町観光協会によると、里ごとに氏神様を神楽宿(民家や公民館)にお招きし、夜を徹して三十三番の神楽を奉納する神事です。昭和53年(1978年)に国の重要無形民俗文化財に指定されました。全体は高千穂町「高千穂の夜神楽」で紹介しています
- 夜神楽を見るときの心得:観光協会のページでは、日程・場所を事前に確認すること、防寒具や飲み物・軽食を持参すると安心なこと、見物は自由ですが神事参列の礼儀として「御神前」を受付に納めることが案内されています
- 同じ向山地区の神社:向山地区には、参道の石灯籠が続く向山神社や、御神水で知られる秋元神社もあります
よくある質問
駐車場はありますか?
町公式サイトでは、駐車場は「無し」とされ、黒仁田東バス停から徒歩5分と案内されています。トイレもなく、入場料はかかりません。
どんな神様が祀られていますか?
伊弉諾命、菅原道真公、若宮大明神です。肥後の国の甲斐主水之助にちなみ、甲斐家も祀っていると町公式サイトは紹介しています。
夜神楽は見られますか?
観光協会の令和7年度の日程表では、向山(黒仁田公民館)が2026年1月31日(土)でした。今シーズンの日程は、観光協会(0982-73-1213)や町のページで公表され次第ご確認ください。
こんな人におすすめ
- 洞のあるご神木や樹齢300年超のイチョウなど、神社の古木を見てみたい方
- 茶園が広がる山あいの集落の歴史や暮らしに関心がある方
- 夜神楽の系統が集落ごとに違うことを、由来から知りたい方
- 向山地区の神社を、あわせて巡りたい方
基本情報
| 名称 | 黒仁田神社(くろにたじんじゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県西臼杵郡高千穂町向山下椎葉4040 |
| 御祭神 | 伊弉諾命・菅原道真公・若宮大明神(甲斐家も祀る) |
| 御利益 | 心身健全、クリーニング(洗濯) |
| 社殿 | 享保13年(1728年)・大正15年(1926年)に火災で全焼。昭和2年(1927年)に再建 |
| 駐車場 | なし(黒仁田東バス停から徒歩5分) |
| トイレ・入場料 | トイレなし/入場料なし |
| 夜神楽 | 令和7年度は向山(黒仁田公民館)で2026年1月31日(土) |
| 問い合わせ | 高千穂町企画観光課 0982-73-1212/高千穂町観光協会 0982-73-1213 |
※2026年10月22日時点の高千穂町公式サイト・同サイトの向山地区の神社・宮崎県「みやざきの文化財情報」・高千穂町観光協会の夜神楽日程表の記載をもとにしています。内容は変わることがあるため、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。
アクセス
- バス:黒仁田東バス停から徒歩5分(町公式サイト)
- 車:駐車場はないと案内されています。お出かけ前に、高千穂町観光協会(0982-73-1213)へ問い合わせると安心です
下の地図は、町公式サイトに載る住所(向山下椎葉4040)で探した位置です。目印の目安としてお使いください。
地図
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まとめ
黒仁田神社は、茶園が広がる黒仁田集落にある神社です。洞のあるご神木と樹齢300年超のイチョウ、二度の火災を経て昭和2年に再建された社殿など、集落の歴史を感じられます。向山地区の神社とあわせて、山あいの暮らしと夜神楽の文化に触れてみてくださいね♪


