高千穂町「柚ノ木野神社」♪山の神と年神様を一緒に祀る珍しい神社・明治4年に小社を合祀・狩猟と田植えの御利益【見どころ・アクセス】

📖 読了目安: 約6分

柚ノ木野神社(高千穂町上野)がある柚木野地区付近の国土地理院空中写真
アイキャッチ画像: 国土地理院 シームレス空中写真を加工して作成

宮崎県西臼杵郡高千穂町上野にある「柚ノ木野神社(ゆのきのじんじゃ)」♪ 山の神様と、農業の神様として祀られる年神(としのかみ)様が一緒に祀られている、珍しい神社です。冬には、地区の氏神様をお迎えする夜神楽が行われます。

この記事のポイント

  • 山の神と年神様を一緒に祀る珍しい神社・御利益は狩猟や田植え
  • 明治4年に集落内の小社を合祀して現在の地に移された
  • 駐車場あり。夜神楽は下組公民館区の氏神様の祭り
しめ縄の大木と小さな社殿のイメージイラスト
イメージイラスト(実際の景観とは異なります)

見どころ・楽しみ方

  • 山の神と年神様が一緒に:高千穂町公式サイトによると、年神様と山神様が一緒に祀られている珍しい神社で、狩猟や田植えに御利益があるとされています
  • 今の地に移された由来:同サイトによると、明治4年に集落内の小社を合祀して、現在の地に移されました
  • 古くは「柚木野大明神」:宮崎県の「みやざきの文化財情報」(下組神楽)によると、古くは柚木野大明神と称し、山の神である大山祇命(おおやまづみのみこと)と、農業の神として祭祀される歳神(としのかみ)を主祭神としています。明治4年に集落の天神社(てんじんじゃ)を合祀したと紹介されています

町公式サイトでは、鎮座地は上野932で、駐車場ありと案内されています。神社の名前は、町公式サイトでは「柚ノ木野神社」、県と観光協会では「柚木野神社」と書かれています。

季節ごとの楽しみ方

  • 冬は夜神楽(下組神楽):観光協会のページによると、高千穂の夜神楽は毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内約二十の集落で奉納されます
  • 柚木野神社の夜神楽の日程:観光協会の夜神楽日程表(令和7年度・2025年10月30日現在)には、上野(下組公民館)の柚木野神社が2025年11月22日(土)、神楽宿は個人宅、神事15:00〜・舞入れ17:00〜、駐車台数30台と載っていました

2026年10月22日時点で、観光協会の日程表に載っているのは令和7年度の日程です。今シーズンの日程は、公表され次第ご確認ください。ほかの季節の見どころは公式ページに書かれていないため、ここでは紹介していません。

柚木野神社の夜神楽の時期:高千穂の夜神楽シーズン(11月中旬〜2月上旬)、柚木野神社の夜神楽(令和7年度は2025年11月22日(土))を、1月から12月の帯で示した図
季節の見どころ(高千穂町観光協会をもとに作成)

知っておきたい豆知識

  • 下組神楽の神楽宿:県のページによると、下組神楽は10数戸を小組とする6集落の廻し当番で行われます。柚木野集落が当番の年は神社敷地内の自治公民館を神楽宿とし、そのほかの集落では今も民家が神楽宿です
  • 下組神楽の特色:県のページによると、旧上野村・田原村系統に属し、立烏帽子(たてえぼし)・角髪鉢巻(みずらはちまき)のほか、折烏帽子や毛笠と呼ばれる頭髪を用います。15人の神楽の舞い手のうち、20代から40代の後継者が半数を占めると紹介されています
  • 鬼切畑の「鬼切り石」:県のページによると、下組の当番集落の一つ鬼切畑には、高千穂神社の御祭神で神武天皇の兄神にあたる三毛沼尊(みけぬのみこと)の鬼八退治伝説が残ります。旧跡の「鬼切り石」は、鬼八が飛びのいたため太刀が外れ、その割れ目が太刀の跡といわれています。鬼八伝説は高千穂町「鬼八塚」もご覧ください
  • 水神信仰の景観:同じ県のページには、奥高千穂峡といわれる尾橋渓谷や、塵取ケ池(ちりとりがいけ)に棲む大蛇八體龍(はちたいりゅう)を祀る八體龍宮神社などの自然景観と水神信仰が紹介されています
  • 夜神楽とは:高千穂町観光協会によると、里ごとに氏神様を神楽宿(民家や公民館)にお招きし、夜を徹して三十三番の神楽を奉納する神事です。昭和53年(1978年)に国の重要無形民俗文化財に指定されました。全体は高千穂町「高千穂の夜神楽」で紹介しています
  • 夜神楽を見るときの心得:観光協会のページでは、日程・場所を事前に確認すること、防寒具や飲み物・軽食を持参すると安心なこと、見物は自由ですが神事参列の礼儀として「御神前」を受付に納めることが案内されています

よくある質問

駐車場はありますか?

町公式サイトでは、駐車場は「有り」と案内されています(台数は書かれていません)。観光協会の夜神楽日程表には、令和7年度の夜神楽の駐車台数が30台と載っていました。

どんな神様が祀られていますか?

町公式サイトでは年神様と山神様、県のページでは山の神の大山祇命と、農業の神として祭祀される歳神とされています。

夜神楽は見られますか?

観光協会の令和7年度の日程表では、上野(下組公民館)の柚木野神社が2025年11月22日(土)でした。今シーズンの日程は、観光協会(0982-73-1213)や町のページで公表され次第ご確認ください。

こんな人におすすめ

  • 山の神様と年神様が一緒に祀られた、珍しい神社の由来に関心がある方
  • 農業や山仕事と神様の結びつきを、地域の信仰から知りたい方
  • 下組神楽など、集落ごとに違う夜神楽の特色を知りたい方
  • 鬼八伝説や尾橋渓谷など、周辺の伝承や景観にも関心がある方

基本情報

名称柚ノ木野神社(ゆのきのじんじゃ。県・観光協会の表記は「柚木野神社」)
所在地宮崎県西臼杵郡高千穂町上野932
御祭神年神様・山神様(県のページでは大山祇命と歳神)
御利益狩猟、田植え
由緒明治4年に集落内の小社を合祀して現在の地に移された
駐車場あり(台数は町公式サイトに記載なし)
夜神楽令和7年度は上野(下組公民館)で2025年11月22日(土)
問い合わせ高千穂町企画観光課 0982-73-1212/高千穂町観光協会 0982-73-1213

※2026年10月22日時点の高千穂町公式サイト(上野・下野地区の神社)・宮崎県「みやざきの文化財情報」(下組神楽)・高千穂町観光協会の夜神楽日程表の記載をもとにしています。内容は変わることがあるため、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。

アクセス

  • 車:町公式サイトに駐車場ありと案内されています。場所は上野932です
  • 場所の目安:県のページによると、下組地区は町の中心街から西へ延びる国道325号の、上野地区の南側にあります
  • 問い合わせ:お出かけ前に、高千穂町観光協会(0982-73-1213)へ問い合わせると安心です

下の地図は、町公式サイトに載る住所(上野932)で探した位置です。目印の目安としてお使いください。

地図

まとめ

柚ノ木野神社は、山の神様と年神様が一緒に祀られている珍しい神社です。明治4年に小社を合祀して今の地に移された歩みや、下組神楽に伝わる鬼切り石の伝承などを知ると、地域の信仰がより身近に感じられます。冬の夜神楽の季節に、上野地区の暮らしに触れてみてくださいね♪

宮崎の方でPCやITに困っている方

柚ノ木野神社(高千穂町上野)がある柚木野地区付近の国土地理院空中写真

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

日向市のIT/PC屋さんが記事を書いてます♪
  • URLをコピーしました!