高千穂町「鬼八塚」♪首塚・胴塚・手足塚に分かれた鬼八伝説の史跡【見どころ・アクセス】

📖 読了目安: 約4分

鬼八塚
アイキャッチ画像: 国土地理院 シームレス空中写真を加工して作成

宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井の町中心部に点在する「鬼八塚(きはちづか)」♪

高千穂に伝わる鬼八伝説にまつわる、首塚・胴塚・手足塚の3つの塚からなる史跡です。

この記事のポイント

  • 首塚・胴塚・手足塚の3つ。町中心部の3ヶ所に点在
  • 三毛入野命が退治した鬼・鬼八の伝説ゆかりの史跡
  • 高千穂神社の猪掛祭は、鬼八の霊を鎮める神事

三毛入野命が退治した鬼・鬼八の伝説

高千穂町の伝承によれば、古代二上山に住んでいた鬼「鬼八」が里に降りて鵜目姫命を奪い、鬼ヶ窟に隠しました。

三毛入野命(神武天皇の兄弟神)が姫を救い出して鬼八を退治しますが、一夜にして息を吹き返したため、首・胴・手足の三つに切り分けてそれぞれ別の場所に埋葬したと伝えられています。

3つに分かれた塚と猪掛祭

首塚は高千穂神社近くのホテル神州の前、胴塚は旅館神仙の敷地内、手足塚は道の駅入口上と、町中心部の3ヶ所に分かれて残っています。

その後、鬼八の霊が早霜を降らせて民を苦しめたことから、高千穂神社で鬼八の霊を鎮める「猪掛祭(ししかけまつり)」の神事が今も続けられています。

鬼八塚(高千穂町三田井)周辺の空中写真
鬼八塚(首塚・胴塚・手足塚)が点在する高千穂町三田井中心部一帯の空中写真(出典:国土地理院 シームレス空中写真)

基本情報

名称鬼八塚(首塚・胴塚・手足塚)
所在地宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井(町中心部に3ヶ所)
首塚ホテル神州前
胴塚旅館神仙 敷地内
手足塚道の駅高千穂 入口上
関連神事猪掛祭(高千穂神社)
お問い合わせ高千穂町企画観光課 0982-73-1212

※最新情報は高千穂町公式ホームページでご確認ください。

地図

見どころ・楽しみ方

石碑と案内板、礎石のある史跡のイメージイラスト
イメージイラスト(実際の景観とは異なります)

鬼八塚は、高千穂町の公式案内と高千穂町観光協会の「鬼八塚」のページで、3つの塚それぞれの場所が紹介されています。巡るときのポイントをまとめました。

  • 首塚:高千穂神社の近く、ホテル神州の前にあります。町の案内では、三毛入野命に退治された鬼八の首塚といわれています。
  • 胴塚:旅館神仙の敷地内にあります。観光協会は、見学を希望する人は旅館神仙に問い合わせるよう案内しています。
  • 手足塚:町の案内では「道の駅入口上」とされています。観光協会は、道の駅高千穂の近くにある高千穂高校の裏山、淡路城跡の中腹と紹介しています。

知っておきたい豆知識

  • 観光協会の案内によると、三毛入野命は神武天皇の兄にあたり、東征の途中で高千穂に戻って、悪行を働いていた鬼八を退治しました。鬼八は強い魔力で一夜にして蘇ったため、体を頭・胴・手足の三つに切り離して別々に埋めたそうです。
  • 町の案内では、鬼八は二上山にいた鬼で、鵜目姫命を奪って「あららぎの里」の鬼ヶ窟(おにがいわや)に隠していたと伝えられています。御塩井を歩いていた三毛入野命が姫と出会い、姫の願いによって鬼八を退治しました。
  • 高千穂神社の猪掛祭は、時々早霜を降らせて民を困らせた鬼八の霊を鎮め慰め、五穀を守るために行われる神事です(町の案内より)。

よくある質問

胴塚は見学できますか?

高千穂町観光協会の案内では、見学を希望する場合は旅館神仙に問い合わせるとされています。くわしくは上の「見どころ・楽しみ方」をご覧ください。

手足塚はどのあたりですか?

道の駅高千穂の近くとされています。町の案内と観光協会の案内で表現が少し異なるため、くわしくは上の「見どころ・楽しみ方」をご覧ください。

猪掛祭は何のために行われますか?

高千穂町の案内によると、鬼八の霊を鎮め、五穀を守るための神事です。くわしくは上の「知っておきたい豆知識」をご覧ください。

こんな人におすすめ

  • 高千穂神話の中でも異色の「鬼退治」伝説に興味がある人に
  • 高千穂神社の猪掛祭とあわせて神事文化を体験したい人に
  • 町中心部の3ヶ所を歩いて気軽に巡りたい人に

まとめ

鬼八塚は、高千穂神話の中でも異色の「鬼退治」伝説を今に伝える3つの塚。高千穂神社の猪掛祭とあわせて、神話の里ならではの物語をたどってみてください♪

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鬼八塚

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