日向市の海と歴史をぐるりと歩く「神武天皇お舟出の地」を歩む道♪ 日向市の公式ページによると、日向サンパークを起点・終点に、鹿島神社や湊柱神社、立磐神社、美々津の町並みなど神武天皇ゆかりの地をめぐる約8kmのコースです。平成27年(2015)9月30日に「新日本歩く道紀行100選」に選ばれました。
この記事のポイント
- 日向サンパークが起点・終点。コースは約8kmです
- 12か所の見どころで、海岸の景色と美々津の町並みを歩けます
- 平成27年に新日本歩く道紀行100選の「歴史の道」に認定
見どころ・楽しみ方

日向市の「見どころ紹介」には、12の見どころが載っています。番号は資料のとおりで、距離と時間も資料の表のままです。足すと約8.0kmになるので、前の地点からの区間ごとの数字とみられます。
- 鹿島神社(0.2km・5分):海沿いの巨岩に囲まれた社。神武天皇とフグの伝説があり、浜石に願いごとを書いて奉納する風習が今も残ります → 鹿嶋神社の記事
- 十字岩(0.1km・7分):日向市の新しいパワースポット。岩場の上から見ると、約5mの巨石が4つ「田」の字のように並び、中央の「十」の線が東西南北を示しています
- フクトヶ浦(0.1km・2分):5月〜7月にクサフグが産卵に訪れる海岸。波と砂利の音が絶妙とされています → フクトが浦の記事
- 権現崎公園の照葉樹林(1.7km・32分):県指定天然記念物。公園の中間の広場から日向灘を一望できます → 権現崎の記事
- 湊柱神社(0.2km・5分):水戸(みなと)を守る神を祀ります。対岸の立磐神社とともに、神武天皇が出港前に身を清める儀式を行ったとされる河口の二社です
- 道路橋「美々津橋」(2.5km・6分※):建築家・増田淳氏の代表作。九州唯一のスパンドレル・ブレースト・アーチ橋で、資料では「現存する7番目に古い橋」とされています。近代土木遺産として注目されています
- 美々津の町並み(0.5km・30分):江戸時代からの町並みがそのまま残る場所。古事記の「神武天皇御東遷」の舞台です → 美々津港・耳川河口の記事
- 立磐神社(0.1km・5分):住吉三神を祀り、神武天皇が腰掛けたという「御腰掛岩」がご神体です → 立磐神社の記事
- 日本海軍発祥の地記念碑(0.1km・2分):昭和15年(1940)に皇紀2600年の記念事業で建てられました。日本サッカー協会のエンブレム(八咫烏)をデザインした日名子実三氏のデザインです
- 八坂神社(0.1km・2分):神武天皇が行宮を造った場所とされ、境内に「神の井」の跡があります
- 美々津縣廳跡の石碑(0.2km・2分):第1次府県統合で発足した美々津県の県庁があった跡です
- 七ツ礁(ななつばえ)(距離の記載なし):神武天皇が礁の間を通って行き、戻ってこなかったことから、地元の漁師は間を通って漁に出ない、という伝説があります。道の各所で違う角度から見えるのも楽しみです
最後は日向サンパークへ戻ります(終点まで2.2km・22分)。
※資料の表のとおりです。美々津橋の「2.5km・6分」は、距離と時間の組み合わせが合わないため、時間は目安として、余裕を持って歩きましょう。コース地図には、トイレと休憩所の位置が星印で示されています。
季節ごとの楽しみ方
日向市の公式ページでは、豊かな自然があり、季節ごとに表情が変わるコースと紹介されています。
- 5月〜7月:フクトヶ浦で、クサフグの産卵がみられます(日向市の「見どころ紹介」)
- 旧暦の八朔(8月1日):美々津の町で「おきよ祭り」が行われます(美々津おきよ祭りの記事)
知っておきたい豆知識
- 認定証には、「神話のまち“美々津”『神武天皇お舟出の地』を歩む道」が「新日本歩く道紀行100選、歴史の道」に認定されたと書かれています。認定日は平成27年(2015)9月30日、認定したのは新日本歩く道紀行100選選考委員会です
- 日向市の「見どころ紹介」によると、美々津の地区名「立縫(たちぬい)」は、神武天皇が出発のとき、立ったまま衣のほころびを縫わせたことにちなみます
- 区間の距離を足すと約8.0kmで、日向市の「約8キロ」と一致します
- 日向市観光協会のパンフレット「ひゅうがさんぽ」(2025年版)では、日向サンパークの近くに、美々津海岸遊歩道と新日本歩く道紀行100選のコースがあると紹介されています
よくある質問
どこから歩き始めますか?
日向サンパークが起点・終点です。住所は日向市大字幸脇303-5、駐車場は150台です(みやざき観光ナビの日向サンパークのページ)。
全部でどのくらい歩きますか?
約8kmです。区間ごとの時間の目安は、上の見どころに載せています。立ち寄る時間も入れて、ゆとりを持って計画しましょう。
トイレや休憩所はありますか?
コース地図に、トイレと休憩所の位置が星印で示されています。日向サンパーク内にもトイレがあります(みやざき観光ナビの鹿嶋神社のページ)。
コースの地図や説明は、どこで見られますか?
日向市の公式ページで、認定証・コース地図・コース説明資料のPDFが公開されています。
こんな人におすすめ
- 海の景色と歴史を、歩いてのんびり楽しみたい方
- ウォーキングや町歩きが好きな方
- 神武天皇のお舟出の伝説を、歩いてたどりたい方
基本情報
| 名称 | 神話のまち“美々津”「神武天皇お舟出の地」を歩む道(新日本歩く道紀行100選・歴史の道) |
|---|---|
| 認定 | 平成27年(2015年)9月30日 |
| 距離 | 約8km(区間の距離の合計は8.0km) |
| 起点・終点 | 日向サンパーク(日向市大字幸脇303-5・駐車場150台) |
| 見どころ | 12か所(鹿島神社/十字岩/フクトヶ浦/権現崎公園の照葉樹林/湊柱神社/美々津橋/美々津の町並み/立磐神社/日本海軍発祥の地記念碑/八坂神社/美々津縣廳跡の石碑/七ツ礁) |
| 問い合わせ | 日向市経済戦略部ふるさとプロモーション課 0982-66-1026/日向市観光協会 0982-55-0235 |
※コース説明資料は2015年ごろにつくられたものです(コース地図の日付はH27.3.17)。資料に載る温泉施設「お舟出の湯」は、現在休館中です(お舟出の湯の記事)。施設の状況は変わっていることがあるので、最新情報は日向市観光協会で確認してください。
アクセス
- 車:JR日向市駅から日向サンパークまで約20分、東九州自動車道の日向ICから約15分(みやざき観光ナビ)
- 駐車場:日向サンパーク内(150台)
- 歩き方:サンパークから海沿いを歩き、河口の町・美々津をまわって、サンパークへ戻ります
地図
日向市のおすすめスポット
- 日向市「美々津港・耳川河口」♪神武天皇お舟出の地・国の重伝建の町並み【見どころ・アクセス】
- 日向市「立磐神社」♪神武天皇御東遷御船出の地・お腰掛け岩と日本海軍発祥の地【見どころ・アクセス】
- 日向市「日向市歴史民俗資料館」♪美々津の重伝建町並みに佇む資料館【見どころ・アクセス】
- 日向市「美々津まちなみセンター」♪旧藤屋住宅を復元・名物お舟出だんご【見どころ・アクセス】
- 日向市「美々津軒」♪明治商家「旧矢野家」を無料公開・重伝建の町家建築【見どころ・アクセス】
- 日向サンパーク東側の隠れスポット♪お舟出の湯(休館中)裏の海岸散策コース【日向市】
- 日向市「鹿嶋神社」♪巨岩の間をぬけた先に佇む海辺の社・フグ退散の伝説と願い石の風習【見どころ・アクセス】
- 日向市「フクトが浦」♪5月〜7月にクサフグが産卵に訪れる海岸・波と砂利の音が絶妙な遊歩道沿いのスポット【見どころ・アクセス】
- 日向市「権現崎の照葉樹林」♪県指定天然記念物・スダジイの大木とノジギクが残る日豊海岸国定公園の南端【見どころ・アクセス】
まとめ
サンパークの海岸から、権現崎、美々津の町並みまで。神武天皇のお舟出の地を、約8kmかけて歩くコースです。区間ごとに見どころがあるので、気になる場所から訪ねてみてくださいね♪


