宮崎県東臼杵郡美郷町南郷区を流れる清流「小丸川(おまるがわ)」。九州山地から日向灘へと注ぐ宮崎県北を代表する川の一つで、毎年初夏には鮎釣り解禁日を心待ちにする釣り人たちで賑わいます。
前日から泊まりがけで訪れる方もいるほどの人気スポット。今回は鮎釣り解禁日に出会った小丸川の風景をご紹介します♪
この記事のポイント
- 美郷町南郷区を流れる清流・小丸川(幹川流路延長75km)
- 初夏の鮎釣り解禁日(例年6月頃)には釣り人でにぎわう
- 鮎釣りは遊漁券が必須。雨のあとは増水・濁りに注意
鮎師でにぎわう清流、小丸川の写真をご紹介♪

美郷町南郷区を流れる小丸川は、その透明度と豊かな生態系から「鮎の宝庫」として古くから知られています。山々に囲まれた渓谷の風景の中、夏の日差しを受けてキラキラと光る水面は本当に美しく、見ているだけで涼しさを感じます。
今日はやけに川に人がいるな…?と思いきや
「今日はやけに川に人がいるなぁ…」「暑いから泳いでるのかな?」と思いきや、よく見てみたら釣りをしている大人ばかり!どこもかしこも鮎釣りをする人だらけ Σ(゚д゚lll) 子どもの姿はあまり見えません。
そう、今日は鮎釣りの解禁日でした!

そうだ、今日は鮎釣りの解禁日(๏д๏)!宮崎県内の主要河川では例年6月頃に鮎の友釣りが解禁となり、釣り人にとっては一年で最も心待ちにしている日のひとつです。
解禁日や期間・遊漁料金は河川や年によって変わるので、釣りを予定されている方はその年の漁協のお知らせを必ずご確認ください。
前日から泊まりがけで来る方もいるそうです
解禁日めがけて、前日から泊まりがけで小丸川を目指して来られる方もいるそうです。
鮎釣りの代表的な技法「友釣り」は、生きた囮(おとり)の鮎を仕掛けにして、縄張りに入ってきた鮎を野鮎が攻撃する習性を利用する伝統的な釣り方。鮎同士をけんかさせて掛けるイメージで、かかったときのグイグイ・バチバチとした手応えがたまらないのだとか。
美郷町南郷区を流れる清流、小丸川。夏が来て子どもたちが川遊びに夢中になる前に、まずは大人たちがこの川のトリコになっている――そんな初夏の風物詩を感じる一日でした。
小丸川の基本情報
| 河川名 | 小丸川(おまるがわ) |
|---|---|
| 流域 | 宮崎県東臼杵郡 美郷町南郷区 ほか |
| 主な見どころ | 清流の透明度、鮎釣り(友釣り)、初夏の渓谷風景 |
| 鮎釣り解禁 | 例年6月頃(その年の漁協告知をご確認ください) |
| 釣りの注意 | 遊漁券(入漁料)必須/服装は安全な装備を/天候・増水に注意 |
※鮎釣りの解禁日・遊漁規則・遊漁料は年や区間で変わります。釣行前に小丸川を管轄する漁業協同組合へ必ずご確認ください。
アクセス
- 車:東九州自動車道「日向IC」から美郷町南郷区方面へ(国道327号経由)
- 美郷町中心部からも南郷区エリアへ車でアクセス可能
地図(美郷町南郷区周辺)
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開催時期や見頃の目安は、年中行事・イベントカレンダーでも確認できます。
見どころ・楽しみ方

- ダムと滝を交えて流れる上流域:国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所の説明によると、小丸川の上流域は、河岸段丘でできた美郷町と木城町の小平野を持ち、渡川ダムなどのダム群や、椎尾の滝・祇園滝などの滝を交えながら流れています。河岸は山沿いの自然のままの岸です。
- 山の生きものに出会える流域:流域の一部は尾鈴県立自然公園に指定されています。国土交通省の資料では、ニホンカモシカやニホンザル、ヤマセミ、クマタカなどの生息が確認されていると紹介されています。
- 水質は環境基準の最上位:本川の高城橋から上流は、水質環境基準の河川AA類型に指定されています。川の透明感は、こうした水質に支えられています。
知っておきたい豆知識
- 小丸川は、椎葉村の三方岳(標高1,479m)に源を発し、木城町の平野部を流れ、下流で日向灘に注ぐ一級河川です。幹川流路延長は75km、流域面積は474km²で、流域の土地利用は山地が約87%を占めます(国土交通省九州地方整備局の流域概要)。
- 国土交通省の資料によると、川の名前が歴史に登場するのは約300年前とされ、それ以前は、戦国時代の合戦で知られる木城町の「高城」にちなんで高城川と呼ばれていたそうです。
- 流域には百済王伝説が伝わります。同じ国土交通省の資料によると、百済の禎嘉王は山中の神門(美郷町南郷)に住み、戦いで亡くなった後は塚に葬られ、「神門大明神」として祭られています。同資料では、禎嘉王をまつる神門神社は718年の創建といわれ、本殿は国の重要文化財です。くわしくは美郷町「神門神社」の記事もどうぞ。
こんな人におすすめ
- 鮎釣り(友釣り)に挑戦したい人や、解禁日の活気を見てみたい人
- 山々に囲まれた清流の透明度・涼しさを味わいたい人
- 前日から泊まりがけで釣行を計画したい人
まとめ
美郷町南郷区を流れる小丸川は、宮崎県北を代表する清流で、初夏の鮎釣り解禁日には県内外から釣り人が集まります。透明度の高い川の流れ、囲まれる山々、初夏の空気と、自然そのものに浸れる風景はここでしか味わえません。ルールとマナーを守って、宮崎県北の清流をぜひ満喫してください♪

