日向市東郷町の神楽と臼太鼓踊り♪11月の例祭で神社に奉納される市指定の無形民俗文化財・8つの神楽と5つの臼太鼓踊り【見どころ・アクセス】

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日向市東郷町山陰・山陰神社付近の空中写真(国土地理院)
アイキャッチ画像: 国土地理院 シームレス空中写真を加工して作成

日向市東郷町の神社では、秋になると神楽や臼太鼓踊り(うすだいこおどり)が奉納されます♪ 日向市の文化財ウェブサイトによると、市の無形民俗文化財に指定された神楽は8つ、臼太鼓踊りは5つ(うち1つは塩見)です。

この記事のポイント

  • 神楽8つ・臼太鼓踊り5つが市の無形民俗文化財(昭和60年指定が中心)
  • 例祭は新暦11月の土・日曜日や22・23日が多い
  • 神楽は高鍋系のほか、椎葉村十根川系・大分県竹田の流れの神楽も
石段と鳥居のある神社の秋のイメージイラスト
イメージイラスト(実際の景観とは異なります)

見どころ・楽しみ方

東郷町の神楽は、神社ごとに受け継がれてきた系統や、舞い手の人数・奉納する番数がちがいます。市の文化財ページによる一覧です。

市指定の神楽(8つ)

  • 福瀬神楽(福瀬神社):例祭は新暦11月第2土・日曜日。都農町の一ノ宮神楽の流れをくむ高鍋系。祝子7名で7番
  • 山陰神社神楽(山陰神社):例祭は新暦11月第2土・日曜日。木城町の比木神楽の流れをくむ高鍋系。祝子4名で小神楽とおしまわし神楽
  • 越表神楽(越表神社):例祭は新暦11月第2土・日曜日。比木神楽の流れをくむ高鍋系。祝子7名で6番
  • 迫野内神楽(迫野内神社):例祭は新暦11月第3土・日曜日。比木神楽の流れをくむ高鍋系。祝子4名で4番
  • 羽坂神楽(羽坂神社):例祭は新暦11月22・23日。椎葉村十根川系。祝子16名で16番
  • 田野神社神楽(田野神社):例祭は新暦11月22・23日。大分県竹田の神楽の流れ。祝子6名で10番
  • 坪谷神楽(坪谷神社):例祭は新暦11月22・23日。比木神楽の流れをくむ高鍋系。祝子7名で9番
  • 八重原神楽(八重原神社):例祭は旧暦10月14・15日。比木神楽の流れをくむ高鍋系。祝子4名で4番

市指定の臼太鼓踊り(5つ)

  • 福瀬臼太鼓踊り(福瀬神社):例祭は新暦11月第2土・日曜日。五穀豊穣を祝って11番。勝利のときの踊り、または進軍をかたどった踊りとも言われる
  • 鶴野内臼太鼓踊り(鶴野内神社):例祭は新暦11月第3土・日曜日。無病息災・五穀豊穣を祈って7番。祝い陣で、凱旋をかたどった踊りと言われる
  • 迫野内臼太鼓踊り(迫野内神社):例祭は新暦11月第3土・日曜日。無病息災・五穀豊穣を祈って奉納。攻め陣、または進軍をかたどった踊りと言われる
  • 坪谷臼太鼓踊り(坪谷神社):例祭は新暦11月22・23日。14番を奉納。ただの踊りの集団と見せかけて不意打ちをかける型の踊りとされる
  • 塩見の臼太鼓踊り(八坂神社・塩見奥野区):例祭は旧暦11月19日。豊年祭の神事の色合いが濃い踊り

「祝子」は神楽を舞う人のことです。上の内容は、すべて市の文化財ウェブサイト(各名称のリンク先)によります。

季節ごとの楽しみ方

例祭は11月に集まっています。市の文化財ページから日程をまとめました(新暦の日付で、年によって日は変わります)。

  • 11月第2土・日曜日:福瀬神楽・福瀬臼太鼓踊り・山陰神社神楽・越表神楽
  • 11月第3土・日曜日:迫野内神楽・迫野内臼太鼓踊り・鶴野内臼太鼓踊り
  • 11月22・23日:羽坂神楽・田野神社神楽・坪谷神楽・坪谷臼太鼓踊り
  • 旧暦の日取り:八重原神楽は旧暦10月14・15日、塩見の臼太鼓踊りは旧暦11月19日です

旧暦の日付は、新暦では毎年ちがう日になります。お出かけ前に、日向市観光協会などで確認してくださいね。

知っておきたい豆知識

  • 塩見の臼太鼓踊りは、富高陣屋の記録「日向国御料発端其外旧記」に記事があることから、江戸時代後期にまでさかのぼることが確実とされています
  • 「社寺由緒調」は、明治35年(1902)に東郷村内の神社の様子を調べて記録した古文書で、山陰神社・福瀬神社・八重原神社・羽坂神社・坪谷神社などが載っています(市指定文化財)
  • 神楽の指定日は、塩見の臼太鼓踊りを除いてすべて昭和60年(1985)3月30日です。塩見の臼太鼓踊りは平成元年(1989)9月27日に指定されました
  • 東郷町の神社の文化財は、山陰神社(神楽と古墳)や福瀬神社のハナガガシの記事でも紹介しています

よくある質問

神楽は誰でも見られますか?

公式の文化財ページには、見学の可否や時間の案内は書かれていません。神社の神事なので、静かに見守り、現地の案内に従ってください。

いちばん日程が早いのはどれですか?

新暦では11月第2土・日曜日の福瀬・山陰神社・越表です。旧暦の八重原神楽は年によって日が変わります(日向市の文化財ウェブサイト)。

神楽の系統はどうちがいますか?

多くは「高鍋系」で、都農町の一ノ宮神楽や木城町の比木神楽の流れです。羽坂は椎葉村十根川系、田野神社は大分県竹田の神楽の流れとされています。

臼太鼓踊りとは何ですか?

市の文化財ページでは、進軍や凱旋、不意打ちなど、戦いの様子をかたどった踊りと言われるものが多く、五穀豊穣や無病息災を祈って奉納されると説明されています。

こんな人におすすめ

  • 山あいの集落に伝わる民俗芸能に関心がある方
  • 神楽の系統のちがいを調べるのが好きな方
  • 11月に日向市東郷町を訪ね、神社の秋まつりを知りたい方

基本情報

名称日向市東郷町の神楽(8)・臼太鼓踊り(5)
指定市指定文化財(無形民俗文化財・民俗芸能)。昭和60年(1985)3月30日指定。塩見の臼太鼓踊りは平成元年(1989)9月27日
所在地東郷町山陰・坪谷・下三ケ・八重原の各神社、塩見(奥野区・八坂神社)
例祭の時期新暦11月の土・日曜日や22・23日が中心(八重原神楽・塩見は旧暦)
担い手各地区の保存会や組(例: 福瀬神楽保存会・鶴野内臼太鼓踊り組)
問い合わせ日向市観光協会 0982-55-0235(観光全般)

※2026年10月時点の公式情報(上の各リンク)をもとにしています。日程や見学のしかたは年によって変わることがあります。

アクセス

各神社への行き方や駐車場は、公式の資料には書かれていません。神社名で地図アプリを検索してお出かけください。

  • 所在:東郷町山陰(福瀬・山陰神社・迫野内・羽坂・田野神社・鶴野内)、東郷町坪谷、下三ケ(越表)、八重原
  • 注意:集落の道は狭いことがあります。祭りの日は地区の方の指示に従ってください

地図

まとめ

東郷町の神楽と臼太鼓踊りは、山あいの集落が守ってきた秋の神事です。11月に訪れる機会があれば、地区の方に敬意をもって、静かに見守ってくださいね♪

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日向市東郷町山陰・山陰神社付近の空中写真(国土地理院)

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