宮崎県西臼杵郡高千穂町の栃又棚田で、中川登集落の方々が毎年取り組む「田んぼアート」♪ 6月に田植えをした苗が育つと、白いハトや神楽面、牛や野球などの図柄が田んぼに浮かび上がります。宮崎県の「ひなたの棚田遺産」のお知らせによると、見頃は9月中旬〜10月中旬です。
この記事のポイント
- 6月に田植え・9月中旬ごろから図柄がくっきり
- 平成23年から続く、中川登集落協定の取り組み
- 図柄は毎年変わる・棚田は暮らしの場なので入らず眺める

見どころ・楽しみ方
- 田んぼに浮かぶ大きな絵:県のお知らせによると、令和4年は、世界の平和と新型コロナウイルス感染症の終息を願い、「白いハト」「神楽面」「LOVE&PEACE」の文字が浮き出ました。
- 毎年変わる図柄:令和5年は、全国和牛能力共進会で史上初の4大会連続の内閣総理大臣賞に貢献した高千穂の「牛」と、WBCで世界一になった「野球」がテーマでした(県のお知らせ)。
- みんなで描く田んぼアート:県の広報誌によると、図柄は集落の方々や地元の学生など多くの人が一緒に考え、田植えには地域内外から多くの人が参加します。
- 世界農業遺産の棚田が舞台:栃又の棚田は、日本の棚田百選に選ばれ、2015年12月に世界農業遺産「高千穂郷・椎葉山地域」に認定されました(県の棚田紹介ページ)。
季節ごとの楽しみ方
県のお知らせには、令和4年の様子が写真で紹介されていて、時期ごとに少しずつ図柄が姿を現していくのがわかります。
- 6月ごろ:田植え。令和4年は6月18日、令和5年は6月17日に、集落の方や地域を応援する方々など、県内外から約100人が集まって田植えをしました(県のお知らせ)。
- 7月〜8月下旬:令和4年の記事では、7月は「何が描かれているかわかりますか?」、8月下旬は「うっすら見えてきた」と紹介されています。
- 9月中旬〜10月:見頃です。令和4年は9月中旬が見頃で、10月上旬まで見られると案内されました。令和5年は9月中旬〜10月中旬が見頃とされています。
日程や図柄は年によって変わります。お出かけ前に、高千穂町観光協会(0982-73-1213)へ最新の様子を聞いてみましょう。
知っておきたい豆知識
- 平成23年から続く取り組み:県の広報誌(令和4年11月号)によると、中川登集落協定は、平成23年から棚田で田んぼアートに取り組んでいます。
- 知事表彰を受賞:この活動が評価され、「美しい宮崎づくり知事表彰」の部門賞「水と緑の景観賞」を受賞しました(令和4年・県の広報誌)。
- 棚田を残したい思い:同じ広報誌によると、集落の方々は「先人達が苦労して開墾した棚田を将来に繋げていきたい」という思いで保全管理を続けています。田んぼアートは、交流の輪を広げて地域を元気にする活動のひとつです。
- 栃又の棚田の規模:県の棚田紹介ページによると、面積は約24.46ha、全体の勾配は約1/10。保全団体は中川登集落協定です。
- 右岸と左岸:同ページによると、岩戸川流末域の右岸側が「栃又の棚田」、左岸側が「尾戸の口棚田」で、それぞれの棚田景観をつくっています。
- 用水路の歴史:同ページによると、人々が河川上流の渓谷沿いに築いた用水路で水を引き入れはじめた明治末期から大正初期の頃から、この地域の営みの中心になりました。
よくある質問
いつ見られますか?
県のお知らせでは、令和4年が9月中旬から10月上旬、令和5年は9月中旬〜10月中旬が見頃とされています。年によって前後するので、最新の情報は観光協会(0982-73-1213)で確認しましょう。
どこから見ればいいですか?
県のお知らせは、会場を「栃又棚田」と案内しています。見る場所の案内は公式の資料にないため、棚田の道から、農作業の邪魔にならないように眺めてください。田んぼや畦には入らないようにしましょう。
田植えに参加できますか?
県の広報誌によると、田植えには地域内外から多くの人が参加しています。一般向けの募集方法は公式の資料で確認できないため、観光協会や高千穂町 企画観光課(0982-73-1212)へお問い合わせください。
駐車場やトイレはありますか?
県の棚田紹介ページには、住所と周辺情報だけが載っていて、駐車場やトイレの案内はありません。道の駅 高千穂などで済ませてから向かうと安心です。
こんな人におすすめ
- 秋の高千穂で、棚田と大きな絵の景色を楽しみたい方
- 棚田を守る人たちの取り組みを知りたい方
- 栃又棚田や尾戸の口棚田と、あわせて巡りたい方
基本情報
| 名称 | 中川登の田んぼアート(栃又棚田) |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井中川登(栃又の棚田) |
| 見頃の目安 | 9月中旬〜10月中旬(令和5年の案内。令和4年は9月中旬〜10月上旬) |
| 田植え | 6月中旬ごろ(令和4年は6月18日、令和5年は6月17日) |
| 主な担い手 | 中川登集落協定(平成23年から取り組み) |
| 棚田の規模 | 約24.46ha・全体の勾配は約1/10(栃又の棚田・宮崎県) |
| 周辺情報 | 道の駅高千穂 0982-72-9123/高千穂がまだせ市場 鬼八の蔵 0982-73-1831/あまてらす鉄道 0982-72-3216(宮崎県の紹介ページ) |
| お問い合わせ | 高千穂町 企画観光課 0982-73-1212/高千穂町観光協会 0982-73-1213 |
※2026年10月時点の宮崎県「ひなたの棚田遺産」栃又の棚田、同 令和4年9月のお知らせ、同 令和5年7月のお知らせ、宮崎県西臼杵支庁「高千穂郷通信」令和4年11月号の記載をもとにしています。図柄や見頃は年によって変わるため、最新の情報は観光協会でご確認ください。
アクセス
- 場所:高千穂町三田井の中川登地区にある栃又の棚田です(県の紹介ページ)。
- 案内について:公式の資料に、見学用の駐車場や所要時間の案内はありません。山あいの細い道もあるので、時間と運転に余裕を持ってお出かけください。
- 周辺:県の紹介ページは、周辺情報として、道の駅高千穂、高千穂がまだせ市場の鬼八の蔵、あまてらす鉄道を挙げています。
地図
下の地図は、「栃又棚田 高千穂町」で検索した表示です。田んぼアートの正確な場所は公式の資料で確認できていません。
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まとめ
中川登の田んぼアートは、6月の田植えから秋の見頃まで、集落のみなさんが育てる大きな絵です。毎年変わる図柄を楽しみに、棚田の景色を静かに眺めてみてくださいね♪


