日之影町「竹細工資料館」♪スミソニアン収蔵・名工 廣島一夫の竹細工と山里の暮らしの道具【見どころ・アクセス】

📖 読了目安: 約5分

竹細工資料館 周辺(日之影町)の空撮
アイキャッチ画像: 国土地理院 シームレス空中写真を加工して作成

宮崎県西臼杵郡日之影町、山あいの暮らしを支えてきた竹細工を「見て学べる」施設「日之影町竹細工資料館」♪ 日之影が生んだ名工・故 廣島一夫(ひろしま かずお)さんの作品を中心に、かるい・箕(み)・米あげじょうけといった暮らしの道具が並びます。

廣島さんの作品は米国立スミソニアン協会の自然史博物館にも収蔵され、日之影の名を世界に広めました。現在は「日之影町コミュニティセンター」内へ移転しています。

この記事のポイント

  • 名工・故 廣島一夫さんの竹細工が中心。スミソニアンにも収蔵
  • 日之影町コミュニティセンター2階。入館者のいる場合のみ開館
  • 平日9:00〜17:00、土日祝9:00〜15:00。大人200円
柱のある建物と木々、前庭の小道を描いた資料館のイメージイラスト
イメージイラスト(実際の景観とは異なります)

暮らしの道具が芸術になった「日之影の竹細工」

日之影町の竹細工は、もともと各家庭で生活用品や農業・漁業の仕事道具としてつくられてきたものです。

なかでも「箕(み)」や「米あげじょうけ」のように技術的に複雑な製品は職人の専門技能を必要とし、桶屋や石屋、鍛冶屋と同じように「竹細工の職人」という仕事が確立していきました。

背負い籠の「かるい」など、急峻な山の斜面で暮らす日之影ならではの形も生まれています。町ではこの文化を後世に引き継ごうと、今も多くの人が竹細工に取り組んでいます。

スミソニアンに収蔵された名工・廣島一夫さんの作品

資料館の中心となるのが、日之影が生んだ竹細工の名工・故 廣島一夫さんの作品です。15歳から80年近く竹細工ひとすじに歩み、その仕事は「日本の生活用具の貴重な資料」であると同時に「芸術的価値のある作品」として高く評価されました。

  • 昭和63年(1988年):約100点の作品が米国立スミソニアン協会の自然史博物館に収蔵
  • 平成4年(1992年):卓越した技能により「現代の名工」に認定
  • 平成11年(1999年):黄綬褒章を受章

日常の道具がここまで美しくなるのかと驚かされる、静かな見ごたえのある展示です。

新施設「日之影町コミュニティセンター」へ移転

資料館は日之影町コミュニティセンターの2階に移転しました。同センターには眺めの良いテラスやワークテラス、個別ワークスペースなども備わっており、竹細工の見学とあわせてゆっくり過ごせる場所になっています。

日之影町観光協会の案内では、同センターの1階は観光案内所、2階は地域交流スペース・眺望テラス・個室型の作業スペース(オンライン会議などに対応)になっています。

なお入館者のいる場合のみ開館する運用のため、訪問前に日之影町観光協会へ連絡しておくと確実です♪

竹細工資料館 の見どころまとめ
竹細工資料館 の見どころまとめ(0982ナビ作成)

基本情報

名称日之影町竹細工資料館
所在地宮崎県西臼杵郡日之影町大字岩井川3398番地1 日之影町コミュニティセンター2階
電話0982-78-4449(日之影町観光協会)
開館時間平日 9:00〜17:00(入館は16:30まで)/土日祝 9:00〜15:00(入館は14:30まで)
休館日年末年始
駐車場あり(みやざき観光ナビ)
入館料大人200円/小・中学生100円/未就学児無料
展示名工・故 廣島一夫さんの作品ほか、地元の竹細工作品
注意入館者のいる場合のみ開館。事前に観光協会へお申し込みください

※開館時間・入館料は変更されることがあります。入館のお申し込み・最新情報は日之影町観光協会公式サイトでご確認ください。

アクセス

  • 所在地:宮崎県西臼杵郡日之影町大字岩井川3398番地1(日之影町コミュニティセンター2階)
  • 車:九州中央自動車道・東九州自動車道の延岡方面から国道218号で日之影町方面へ
  • あわせて立ち寄り:道の駅青雲橋・日之影温泉駅など町内の主要スポットから車ですぐの距離です
竹細工資料館 周辺(日之影町)の空撮
竹細工資料館 周辺の空中写真。スポットそのものではなく一帯の地形を示しています(出典:国土地理院 シームレス空中写真)

地図

動画で見る

動画:【竹細工資料館】故廣島一夫氏の織り成す技(日之影スタイル/YouTube)

こんな人におすすめ

  • 民藝・伝統工芸に興味がある方(スミソニアン収蔵の名工の作品)
  • 道の駅青雲橋・日之影温泉駅とあわせて立ち寄りたい方
  • 事前連絡のうえ静かに見学できる方(入館者のいる場合のみ開館)
  • 山あいの暮らしの知恵に触れたいファミリー

まとめ

日之影町竹細工資料館は、山あいの暮らしから生まれた道具が芸術の域まで高められていく過程を、実物で感じられる場所。名工・廣島一夫さんの作品はスミソニアンにも収蔵され、日之影の名を世界に広めました。

渓谷や大アーチ橋の絶景めぐりとあわせて、日之影の「手仕事の文化」にもぜひ触れてみてくださいね♪ 入館は事前連絡がおすすめです。

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竹細工資料館 周辺(日之影町)の空撮

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