諸塚村「民俗芸能」♪臼太鼓踊・団七踊・箕舞・練りふみ・どんさい・チョイカマカ、村に伝わる6つの踊りと舞【由来・見どころ】

📖 読了目安: 約6分

諸塚村家代地区周辺の空中写真
アイキャッチ画像: 国土地理院 シームレス空中写真を加工して作成

宮崎県諸塚村に伝わる「民俗芸能」♪ 諸塚村公式サイトの「歴史・文化財」では、臼太鼓(うすだいこ)踊、団七(だんしち)踊、箕舞(みまい)、練りふみ、どんさい、チョイカマカの6つが、無形文化財として紹介されています。村の祭りで受け継がれてきた、味わい深い踊りと舞です。

この記事のポイント

  • 臼太鼓踊・団七踊・箕舞・練りふみ・どんさい・チョイカマカの6つ
  • 臼太鼓踊は秋の例祭、団七踊は春祭、練りふみは7月中旬の家代神社の御神幸祭
  • 箕舞は、南川の夜神楽の添舞として舞われる
提灯とのぼりが並ぶ祭りのイメージイラスト
イメージイラスト(実際の景観とは異なります)

見どころ・楽しみ方

村公式サイトの説明から、それぞれの特徴を紹介します。

  • 臼太鼓踊:五穀豊穣を祈る秋の例祭で、鉦と太鼓の拍子に合わせて歌い、踊られます。胸に太鼓を抱えて首からつり、背にのぼりを負い、鉢巻と袴をつけた姿で踊ります。隊形は円陣・縦列・渦巻きなどに変化し、出陣と退陣の二つの踊りだといわれています
  • 団七踊:侍姿の男性が太刀や鍬を持ち、一人二役(与太郎と団七)を演じます。女性は、長刀を持つ宮城野と、鎖鎌を持つ信夫の役です。奥州白石噺の筋書きを七・七調で勇壮に踊り、現在は三つの地区で春祭に踊られています
  • 箕舞:南川地区の夜神楽の添舞として舞われる、イザナギ・イザナミ二神の舞です。子孫繁栄を願うユーモラスな踊りで、「キネ」が男性、「ミノ」が女性を表し、二人一組で演じます。軽快な動きと色気のある身振りが親しまれています
  • 練りふみ:鉢巻にたすきの雄々しくも美しい舞です。男子青年だけでなく、女子青年や中学生も、伝承と保存に努めています
  • どんさい:二人一組になり、太刀で打ち合う場面があります。以前は太刀と傘で打ち合ったそうです。現在は、釜の前の「護法様」の祭で踊られ、歌詞は「おしお亀松口説」です
  • チョイカマカ:笛と太鼓に加え、酒桶や皿鉢を箸でたたいてにぎやかに踊ります。唄の口説きがおもしろい踊りです

季節ごとの楽しみ方

  • 冬:村公式サイトの「未知、諸塚。」によると、戸下神楽は毎年1月の最終土曜日・日曜日に、その翌週には南川神楽が行われます。箕舞は、南川の夜神楽で舞われます。神楽は諸塚村「諸塚神楽」で紹介しています
  • 春:団七踊が春祭で踊られます
  • 7月中旬:家代神社の御神幸祭で、練りふみが奉納されます
  • 秋:臼太鼓踊が、五穀豊穣を祈る例祭で踊られます

祭りの日程は、年ごとに変わることもあります。見学したい場合は、事前に確認してください。

知っておきたい豆知識

  • 臼太鼓踊は県内に広く分布:村公式サイトによると、昔はほぼ県内全域で踊られていました。諸塚村では、家代、立岩、七ツ山、小原井、松の平の五つの地区に古くから伝わっています
  • 戦いの様子を舞踏化した?:臼太鼓踊は、県北に伝わり、島津の大友征伐と結びつけられています。天正12〜14年(1584〜1586)の高森城攻めの様子を舞踏化したものともいわれ、五ヶ瀬の荒踊りにも共通するところがあります。五ヶ瀬の荒踊りは五ヶ瀬町「五ヶ瀬の荒踊」♪ユネスコ無形文化遺産・宮崎県唯一の国指定風流踊は9月最終日曜に三ヶ所神社へ奉納【見どころ・アクセス】で紹介しています
  • 練りふみの始まり:約260年前の享保年間、家代で疫病が大流行し、多くの人が亡くなりました。人々は、家代神社の祭神スサノオノミコトに疫病退散を祈り、旧暦6月15日に、神楽とともに「ねりふみ」を奉納したのが始まりです(村公式サイト)
  • 団七踊の物語:奥州白石噺の筋書きを踊ります。団七と与太郎を一人二役で演じるのが特徴です
  • チョイカマカの由来:藩政のころ、役人たちも祭りの時は息抜きして楽しむようにという、粋なはからいで始まったと紹介されています

よくある質問

いつ見られますか?

村公式サイトに紹介されているのは、臼太鼓踊が秋の例祭、団七踊が春祭、練りふみが7月中旬の家代神社の御神幸祭です。箕舞は、南川の夜神楽(戸下神楽の翌週)の添舞です。どんさいとチョイカマカは、時期の記載がありません。

観光客も見学できますか?

村公式サイトには、見学の案内や受付の記載は見当たりませんでした。地域の祭りなので、見学を希望する場合は、諸塚村観光協会(0982-65-0178)や教育委員会(0982-65-0072)に確認しましょう。

神楽とは違いますか?

村公式サイトでは、神楽は別のページで紹介されています。神楽は諸塚村「諸塚神楽」をご覧ください。箕舞は、南川の夜神楽に添えて舞われる舞です。

こんな人におすすめ

  • 地域の祭りや民俗芸能に関心がある方
  • 村に伝わる物語や歴史を知りたい方
  • 神楽とあわせて、諸塚村の文化を深く知りたい方

基本情報

名称諸塚村の民俗芸能(臼太鼓踊・団七踊・箕舞・練りふみ・どんさい・チョイカマカ)
伝わる地区臼太鼓踊: 家代・立岩・七ツ山・小原井・松の平/箕舞: 南川/練りふみ: 家代(家代神社)/どんさい: 釜の前の「護法様」の祭/団七踊: 三つの地区
行われる時期臼太鼓踊: 秋の例祭/団七踊: 春祭/練りふみ: 7月中旬(家代神社御神幸祭)/箕舞: 南川の夜神楽(戸下神楽の翌週)
問い合わせ諸塚村教育委員会 きょういく課 0982-65-0072/諸塚村観光協会 0982-65-0178

※2026年10月時点の諸塚村公式サイト「諸塚の歴史・文化〜無形文化財〜」(2025年5月更新)と同「未知、諸塚。」をもとにしています。行われる時期は、年によって変わる場合があります。

アクセス

  • 車:諸塚村の中心部へは、日向市・美々津から約60分、延岡市から約70分、五ヶ瀬町から約60分です(もろつかナビ「交通アクセス」)
  • 会場:踊りが行われる神社や地区によって異なります。場所と時間は、観光協会に確認すると安心です
  • 通行止めに注意:交通アクセスには、2026年4月現在、国道327号の椎葉村〜諸塚村間が通行止めで一部迂回が必要との案内があります。日向市側からの国道327号は通行できます(交通情報、2026年5月更新)

地図

地図は諸塚村の中心部(家代地区)の目安です。祭りの会場は地区ごとに異なります。

まとめ

諸塚村の民俗芸能は、祈りや暮らしの中から生まれた、素朴で力強い踊りばかりです。祭りの時期に合わせて訪れると、森の村の文化にふれられますよ。見学の前には、観光協会で日程を確認してくださいね♪

宮崎の方でPCやITに困っている方

諸塚村家代地区周辺の空中写真

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

日向市のIT/PC屋さんが記事を書いてます♪
  • URLをコピーしました!