椎葉村「吉川英治ゆかりの碑」♪『新・平家物語』が描いた椎葉の理想郷・鶴富屋敷の庭と女神像公園に残る筆跡の碑【見どころ・歴史】

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椎葉村・上椎葉ダム周辺の空中写真(国土地理院)
アイキャッチ画像: 国土地理院 シームレス空中写真を加工して作成

『三国志』『宮本武蔵』で知られる国民作家・吉川英治は、椎葉村とも深いご縁があります♪ 椎葉村観光協会の「吉川英治」のページによると、吉川英治の筆跡の碑が、鶴富屋敷の庭と、女神像公園の一角に残っています。

この記事のポイント

  • 『新・平家物語』の最終巻で、作者が椎葉の様子を描いた
  • 「ひえつき節」の碑が、鶴富屋敷の庭にある
  • 自ら命名した「日向椎葉湖」の碑が、女神像公園の一角にある

見どころ・楽しみ方

石碑のある史跡のイメージイラスト
イメージイラスト(実際の景観とは異なります)

『新・平家物語』と椎葉

観光協会のページによると、横浜市出身の吉川英治は、『三国志』や『宮本武蔵』などの大作を発表し、国民作家としての地位を不動のものにしました。

戦後の昭和25年からは、『新・平家物語』を週刊朝日に連載。最終巻「吉野雛の巻」では、那須大八郎が平家追討の命を受けて椎葉に来たようすが描かれています。

  • 肥後との境に近い山奥を、人跡未踏の地のように描いています
  • 大八郎は、逃げる平家の人々に迫りながら、「矢など放つな」と部下を制します
  • 一群は五家荘から五木の方へ、ほかの人々は十根川の細い水に沿って椎葉の辺りへ姿を消した、と書かれています

観光協会の「平家落人伝説」のページは、吉川英治が椎葉をこの世の理想郷として描いていることが、大八郎が討伐を断念した理由への答えの一つかもしれない、と紹介しています。

筆跡の碑は2つ

  • 「ひえつき節」の碑:「庭の山椒の木〜」で始まる「ひえつき節」の碑が、鶴富屋敷の庭にあります
  • 「日向椎葉湖」の碑:吉川英治が自ら命名した「日向椎葉湖」の筆跡の碑石が、女神像公園の一角に建っています(観光協会のページでは「女神の像公園」)

鶴富屋敷については鶴富屋敷の記事、「ひえつき節」についてはひえつき節の記事もどうぞ。

女神像公園からの眺め

みやざき観光ナビによると、上椎葉ダム近くの高台にある女神像公園からは、勇壮なダムと、四季折々の美しさを映す日向椎葉湖を一望できます。日向椎葉湖は、2005年にダム湖百選に選ばれました。

観光協会のページでは、上からダムを眺めるなら女神像公園と山中展望台がおすすめとされています。ダムの記事は上椎葉ダムの記事へ。

季節ごとの楽しみ方

  • 一年中:碑は、鶴富屋敷と女神像公園をめぐる旅のちょっとした寄り道になります
  • 秋(11月):椎葉平家まつりが開かれます。『新・平家物語』の世界とあわせて訪れるのも楽しそうです
  • 11月の観光放流:みやざき観光ナビでは、上椎葉ダムの11月の観光放流が紹介されています
  • 四季の眺め:女神像公園からは、四季折々の日向椎葉湖を眺められます

知っておきたい豆知識

  • 吉川英治(よしかわ えいじ):横浜市出身の作家。『三国志』『宮本武蔵』『新・平家物語』などで知られます
  • 『新・平家物語』:昭和25年から週刊朝日に連載。最終巻が「吉野雛の巻」です
  • 日向椎葉湖:上椎葉ダムによってできたダム湖。吉川英治が命名し、2005年にダム湖百選に選ばれました
  • 「女神像公園」の表記:みやざき観光ナビは「女神像公園」、観光協会の吉川英治のページは「女神の像公園」と書いています
  • 椎葉の歴史を知る:観光協会の「椎葉村を知るエピソード」では、根元記・平家落人伝説・民謡・年中行事などがまとめて紹介されています

よくある質問

碑は自由に見られますか?

観光協会のページには、鶴富屋敷の庭と女神像公園の一角にあると書かれていますが、見学のしかたの案内はありません。鶴富屋敷の屋敷内の見学は、みやざき観光ナビでは9:00〜17:00・大人200円と案内されています。碑の見え方は、観光協会(0982-67-3139)に確認しましょう。

吉川英治は椎葉を訪れたのですか?

観光協会のページに、訪問の記録は書かれていません。紹介されているのは、『新・平家物語』の最終巻に椎葉が描かれていることと、筆跡の碑が2つあることです。

女神像公園へはどう行きますか?

みやざき観光ナビによると、椎葉村役場から車で約5分、JR日向市駅から車で約1時間35分、東九州自動車道の日向ICから車で約1時間30分です。

日向椎葉湖の名前はいつ付いたのですか?

観光協会とみやざき観光ナビには、吉川英治が「日向椎葉湖」と名づけたと書かれています。付けられた年は、公式ページに見当たりません。

こんな人におすすめ

  • 『新・平家物語』など、歴史小説が好きな方
  • 平家落人伝説の舞台で、文学とのつながりも知りたい方
  • 鶴富屋敷とダムの両方を、テーマを決めて回りたい方

基本情報

名称吉川英治ゆかりの碑(椎葉村)
「ひえつき節」の碑鶴富屋敷の庭(鶴富屋敷:下福良1818)
「日向椎葉湖」の碑女神像公園の一角(上椎葉ダム近くの高台)
鶴富屋敷の見学9:00〜17:00・大人200円・小人100円・年末年始(12月28日〜1月3日)休み(みやざき観光ナビの案内)
問い合わせ椎葉村観光協会 0982-67-3139
公式サイトhttps://www.shiibakanko.jp/history/history6

※2026年10月時点の椎葉村観光協会のページ・みやざき観光ナビ・みやざき観光ナビの鶴富屋敷のページの記載をもとにしています。料金や時間は変わることがあるため、お出かけ前に確認してください。

アクセス

女神像公園へのアクセス早見図:椎葉村役場から車で約5分、JR日向市駅から車で約1時間35分、東九州自動車道 日向ICから車で約1時間30分
アクセス早見図(みやざき観光ナビをもとに作成)
  • 女神像公園(「日向椎葉湖」の碑):椎葉村役場から車で約5分、JR日向市駅から車で約1時間35分、東九州自動車道の日向ICから車で約1時間30分(みやざき観光ナビ)
  • 鶴富屋敷(「ひえつき節」の碑):椎葉村役場から車で約3分・徒歩約10分、JR日向市駅から車で約1時間30分(みやざき観光ナビ)
  • 道路情報:災害などで通行止めになることがあります。出発前に確認しましょう

地図

下の地図は、女神像公園付近です。

まとめ

吉川英治の筆跡の碑は、鶴富屋敷と女神像公園で、椎葉と文学のつながりを静かに伝えています。『新・平家物語』の椎葉の場面を思い浮かべながら、平家落人の里をめぐってみてくださいね♪

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椎葉村・上椎葉ダム周辺の空中写真(国土地理院)

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