宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町坂狩地区中登山にあった「中登神社」♪ 旧三ヶ所村の地名の由来となった「三つの聖なる場所」のひとつとされる古社です。
明治44年に三ヶ所神社へ合祀された後も、独自の祭礼が受け継がれています。
この記事のポイント
- 旧三ヶ所村の地名由来「三つの聖なる場所」のひとつ
- 明治44年(1911年)に三ヶ所神社へ合祀された古社
- 9月最終日曜日に「荒踊」を奉納(ユネスコ無形文化遺産)
旧三ヶ所村の地名由来となった聖地
五ヶ瀬町の由緒によれば、中登神社は旧三ヶ所村の地名の由来となった「三つの聖なる場所」の一つ。「鏡石大明神」を祭神として古くから信仰を集め、もともとは山頂に鎮座していましたが、後に現在地へ移設されました。明治44年(1911年)に三ヶ所神社へ合祀されています。
合祀後も続く「荒踊」の奉納
三ヶ所神社への合祀後も、9月最終日曜日には「荒踊」が中登神社の地で奉納され、坂本地区における重要な大祭として今も大切に受け継がれています。荒踊はユネスコ無形文化遺産にも登録された貴重な伝統芸能です。

基本情報
| 名称 | 中登神社 |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町坂狩地区中登山 |
| 祭神 | 鏡石大明神 |
| 由緒 | 旧三ヶ所村の地名由来の聖地。明治44年(1911年)三ヶ所神社へ合祀 |
| 祭礼 | 9月最終日曜日「荒踊」奉納(坂本地区の重要な大祭) |
| お問い合わせ | ごかせ観光協会 0982-82-1200 |
※最新情報は五ヶ瀬町公式サイトでご確認ください。
地図
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開催時期や見頃の目安は、年中行事・イベントカレンダーでも確認できます。
知っておきたい豆知識
五ヶ瀬町の公式案内によると、荒踊は、衣装や持ち物に趣向をこらし、歌や笛、太鼓、鉦(かね)などに合わせて踊る「風流踊」に分類される民俗芸能です。除災や死者の供養、豊作祈願、雨乞いなど、安寧な暮らしを願う祈りが込められているといいます。
同じ公式案内では、由来について、坂本城(三ヶ所川上流)の城主・坂本伊賀守正行が、天正年間(1573〜1592年)に出陣する際の士気を高めるために始めたとされています。
慶長年間(1596〜1615年)には、孫の坂本山城守入道休覚が、守護神の二上大明神(現在の三ヶ所神社)に奉納する定めを設けたと伝えられます。
荒踊の指定・登録の歩みは次のとおりです。
- 昭和37年(1962年)5月15日:県指定
- 昭和62年(1987年)1月8日:国の重要無形民俗文化財の指定
- 令和4年(2022年)11月30日:全国41件の「風流踊」のひとつとして、ユネスコ無形文化遺産に登録
奉納は毎年9月の最終日曜日で、町の荒踊のページでは奉納の場所として三ヶ所神社が挙げられています。詳しくは五ヶ瀬の荒踊の記事と三ヶ所神社の記事もご覧ください。
よくある質問
荒踊はいつ奉納されますか?
毎年9月の最終日曜日です。中登神社の地でも、この日に荒踊が奉納され、坂本地区の重要な大祭として受け継がれています。
中登神社の祭神はどなたですか?
鏡石大明神です。旧三ヶ所村の地名の由来となった「三つの聖なる場所(鏡石がある山)」のひとつとされ、明治44年(1911年)に三ヶ所神社へ合祀されました。
お問い合わせ先はどこですか?
ごかせ観光協会(0982-82-1200)です。
こんな人におすすめ
- ユネスコ無形文化遺産「荒踊」に興味がある方(奉納は9月最終日曜)
- 神社合祀の歴史など地域の由緒を知りたい方
- 三ヶ所神社とあわせて参拝したい方
まとめ
中登神社は、三ヶ所神社に合祀された今も荒踊の奉納地として息づく坂狩地区の聖地。三ヶ所神社・荒踊とあわせて、五ヶ瀬町坂本地区の信仰と伝統芸能の歴史をたどってみてください♪

