宮崎県東臼杵郡椎葉村下福良にある「椎葉民俗芸能博物館(しいばみんぞくげいのうはくぶつかん)」♪ 日本三大秘境のひとつ・椎葉村に受け継がれてきた神楽・臼太鼓踊り・的射などの民俗芸能と、焼畑や狩猟に支えられた山の暮らしを紹介する専門博物館です。1979年(昭和54年)10月に開館し、地上4階・地下1階の館内に約500点の資料を展示。鶴富屋敷のすぐ近くに建っており、椎葉観光の起点として立ち寄りたい施設です。
国指定重要無形民俗文化財「椎葉神楽」の世界にふれる
椎葉村に伝わる「椎葉神楽」は、1991年(平成3年)2月21日に国の重要無形民俗文化財に指定された民俗芸能。村内26地区それぞれで独自に受け継がれており、毎年11月中旬から12月下旬にかけて、集落総出で夜を徹して舞う「夜神楽」が奉納されます。博物館の神楽コーナーでは、この椎葉神楽の面や衣装、道具を間近で見られるほか、全国各地の神楽もあわせて紹介。実際の夜神楽の時期に訪れられない方でも、椎葉の神楽文化の奥深さを一年中体感できます。
臼太鼓踊り・的射・ひえつき節 — 椎葉の四季と暮らしの展示
館内では春の「的射(まとい)」、秋の「臼太鼓踊り(うすだいこおどり)」、冬の「神楽」という椎葉の年中行事を、四季折々の暮らしぶりとあわせて紹介しています。臼太鼓踊の展示室では、九州各県やアジアの太鼓踊りに使われる太鼓を並べて展示しており、椎葉の芸能を九州・アジアという広い視野の中に位置づけて見られるのがこの博物館ならでは。あわせて、椎葉を代表する民謡「ひえつき節」をはじめとする多彩な民俗音楽も紹介されています。
焼畑・狩猟の道具が語る、秘境・椎葉の生業
展示は芸能だけではありません。焼畑・狩猟・茶製造といった生業の用具も数多く収蔵・展示されており、村面積の約96%を森林が占める急峻な山村で、人々がどのように暮らしを立ててきたのかが具体的に伝わってきます。平家落人伝説にまつわる写真や民具、祭礼具の展示もあり、椎葉厳島神社や鶴富屋敷とあわせて巡ると、椎葉の歴史がぐっと立体的に見えてきますよ。

基本情報
| 名称 | 椎葉民俗芸能博物館(しいばみんぞくげいのうはくぶつかん) |
|---|---|
| 所在地 | 〒883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1822-4 |
| 電話 | 0982-68-7033 |
| 開館時間 | 9:00〜17:00(入館受付は16:30まで) |
| 休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)/年末年始(12月28日〜1月3日) |
| 入館料 | 大人300円/高校生200円/小中学生150円(鶴富屋敷との共通券あり) |
| 開館年 | 1979年(昭和54年)10月 |
| 建物 | 地上4階・地下1階/展示資料 約500点 |
| 運営 | 椎葉村(村営) |
※開館状況・料金などの最新情報は椎葉村公式サイト(椎葉民俗芸能博物館)でご確認ください。
アクセス
- 所在地:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1822-4
- 椎葉村役場から車で約3分/徒歩約10分
- JR日向市駅から車で約1時間35分
- 東九州自動車道 日向ICから車で約1時間25分
- 鶴富屋敷のすぐ近く。駐車場から施設までは急な坂があります
地図
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まとめ
椎葉民俗芸能博物館は、国指定重要無形民俗文化財「椎葉神楽」をはじめ、臼太鼓踊り・的射・ひえつき節、そして焼畑や狩猟の道具まで、秘境・椎葉村の文化をまるごと知ることができる村営の専門博物館。鶴富屋敷のすぐそばなので、椎葉観光の最初の1か所にぴったりです。神楽の季節に訪れられない方も、ここでなら一年中「椎葉の冬の夜」の世界にふれられますよ♪


