宮崎県東臼杵郡椎葉村不土野字向山日当にある「白水(しらみず)の滝」♪
平家の残党が椎葉へ逃れる際、この滝の上流で休憩して米をといだと伝わる、平家落人伝説ゆかりの滝です。
この記事のポイント
- 平家の残党が米をといだ水で、滝が白く染まったと伝わる
- 椎葉村不土野字向山日当にある、平家落人伝説ゆかりの滝
- 椎葉村は平家落人伝説で知られる「日本三大秘境」のひとつ

米のとぎ汁が滝を白く染めた由来
椎葉村の伝承によれば、壇ノ浦の戦いに敗れた平家の残党が椎葉に逃れる際、この滝の上流が昼の休憩場所となり、ここの水で米をといで昼食を準備したといいます。そのとぎ汁が滝に流れて真っ白に見えたことから、「白水の滝」と呼ばれるようになったと伝えられています。
平家落人の里・椎葉村ならではの伝説
椎葉村は平家落人伝説で知られる「日本三大秘境」のひとつ。白水の滝の名前の由来そのものが、この地に逃れてきた平家の人々の暮らしを今に伝える、椎葉村らしい歴史スポットです。

基本情報
| 名称 | 白水の滝(しらみずのたき) |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県東臼杵郡椎葉村不土野字向山日当 |
| 伝説 | 平家の残党が米をといだ水が滝を白く染めたと伝わる |
| お問い合わせ | 椎葉村観光協会 0982-67-3139 |
※最新情報は椎葉村観光協会公式サイトでご確認ください。
地図
知っておきたい豆知識
椎葉村教育委員会の解説「平家伝説」によると、およそ800年前、壇ノ浦の合戦に敗れた平家の武士たちは、追っ手を逃れて各地の山奥へ向かいました。古文書「椎葉山由来記」は、平家の残党が山深い椎葉にたどり着いたと伝えています。
源頼朝は那須与一宗高に追討を命じましたが、与一が病気だったため、代わりに弟の那須大八郎宗久が向かいました。
大八郎は隠れ住む落人を見つけましたが、ひっそりと農耕をして暮らす平家一門の姿を哀れに思い、追討を断念して、幕府には討伐を果たしたと報告しました。
そのまま椎葉にとどまって屋敷を構え、平家の守り神である厳島神社を建てたり、農耕の方法を教えたりして、落人たちと協力して暮らしたといいます。
やがて平清盛の末裔の鶴富姫と出会い、二人の恋物語が生まれます。その物語は、民謡「ひえつき節」にも歌われています。
白水の滝の由来として伝わる「米のとぎ汁」の話も、こうした椎葉村の平家落人にまつわる言い伝えのひとつです。
物語の舞台をたどるなら、鶴富屋敷、椎葉厳島神社、秋の椎葉平家まつりもあわせてどうぞ。
よくある質問
白水の滝という名前の由来は何ですか?
壇ノ浦の戦いに敗れた平家の残党が、滝の上流で米をといだとされ、そのとぎ汁で滝が真っ白に見えたことから名づけられたと伝わります(椎葉村観光協会)。
椎葉村はどんな村ですか?
宮崎県北西部、九州山地の中央に位置する村で、総面積は537.29km²、その96%を山林が占めます(椎葉村の公式サイト「椎葉村の概要」)。標高1,000mを超える険しい九州山脈に抱かれ、傾斜地が多く、集落は山あいに点在しています。
平家落人伝説を伝える村として、神楽、臼太鼓踊、ひえつき節をはじめとする民謡や民話など、古くから伝わる伝統文化を受け継いでいます。
こんな人におすすめ
- 平家落人伝説など、椎葉村ならではの歴史・伝承に関心がある人に
- 鶴富屋敷・椎葉厳島神社とあわせて椎葉村の平家物語をたどりたい人に
- くわんす滝・落ち水の滝など、椎葉村の滝めぐりをしたい人に
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まとめ
白水の滝は、平家落人伝説を今に伝える椎葉村の隠れた滝スポット。鶴富屋敷・椎葉厳島神社とあわせて、椎葉村に残る平家物語をたどってみてください♪

