椎葉村「白鳥山・御池」♪一面の苔に覆われたジブリのような湿地帯・九州百名山の聖地【見どころ・アクセス】

椎葉村 白鳥山・御池

宮崎県東臼杵郡椎葉村大字不土野から登る「白鳥山(しらとりやま)・御池(みいけ)」♪ 標高1,639m、熊本県八代市・球磨郡水上村と椎葉村の境にそびえる九州百名山のひとつです。山頂の手前に広がる御池は、一面が苔に覆われた幻想的な湿地帯。切り株も根も倒木もすべて苔にくるまれ、「まるでジブリの世界」と表現される風景が広がります。古くから村人に聖地として崇められてきた、椎葉らしい神秘のスポットです。

一面の苔に覆われた湿地帯「御池」— 村人が崇めた聖地

御池は白鳥山の山頂まであと30分ほどという位置にある湿地帯。木々も切り株も太い根も倒木も、すべてがもっこりとした苔に覆われ、木漏れ日が差し込むと言葉を失うほど幻想的な空気に包まれます。倒木には幾重にもキノコが重なり、山頂付近には内側が空洞になり樹皮が渦を巻いた不思議な巨木が立ち並ぶという、独特の森の景観。椎葉の村人からは古くから聖地として崇められ、「ここで雨乞いをすれば必ず雨が降った」と語り継がれてきました。

四季で表情が変わる森 — 春のヤマシャクヤク、冬の樹氷

白鳥山の魅力は季節ごとに大きく変わります。春(4月下旬〜5月上旬)は、白鳥山から時雨岳へと続く縦走路に野生のヤマシャクヤクが咲き誇り、可憐な白い花が登山道を彩ります。は深い緑に包まれ、は白い幹肌とキノコが森を彩り、樹氷が現れることも。一年を通じて何度も訪れたくなる山です。

平家落人伝説が息づく九州脊梁の山

白鳥山一帯は、九州本土の背骨にあたる九州脊梁(せきりょう)山地の中でも原生林が色濃く残るエリア。石灰岩地形に由来するすり鉢状のくぼ地(ドリーネ)が点在し、地形そのものが見どころになっています。そしてこの山にも、椎葉村各地と同じく平家落人伝説が語り継がれています。鶴富屋敷椎葉厳島神社の伝説とあわせて知っておくと、山歩きの時間がぐっと味わい深くなりますよ。

白鳥山・御池 の見どころまとめ
白鳥山・御池 の見どころまとめ(0982ナビ作成)

基本情報

名称白鳥山(しらとりやま)・御池(みいけ)
標高1,639m
所在地宮崎県東臼杵郡椎葉村大字不土野字向山日添(熊本県八代市・球磨郡水上村との境)
登山口ぼんさん越(峰越登山口)に駐車
コースタイム登山口から御池まで徒歩約60分/往復の目安 約3時間
距離・標高差約5〜6km/上り約300〜400m
難易度初心者でも歩けるコースだが、道に迷いやすいため注意が必要
見どころの時期春:ヤマシャクヤク(4月下旬〜5月上旬)/夏:深緑/秋:キノコと白い幹肌/冬:樹氷
指定九州百名山
問い合わせ椎葉村観光協会 0982-67-3139

※登山道・林道の状況は変わることがあります。最新情報は椎葉村観光協会(白鳥山御池)でご確認ください。

アクセス

  • 登山口:ぼんさん越(峰越登山口)/椎葉村大字不土野
  • 椎葉村役場から車で約75分でぼんさん越 峰越登山口へ
  • 登山口から徒歩約60分で御池、さらに約30分で白鳥山山頂
  • 登山靴・雨具・地図・十分な水と行動食は必携。単独行や悪天候時は避けましょう
  • 携帯電話の電波が届きにくいエリアです。入山計画は必ず家族などに共有を

地図

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まとめ

白鳥山・御池は、一面の苔に覆われた幻想的な湿地帯と、村人が聖地として崇めてきた雨乞いの伝承が息づく、九州百名山の名峰。登山口から御池まで徒歩約60分と比較的歩きやすいコースですが、道に迷いやすいエリアなので装備と計画はしっかりと。春のヤマシャクヤク、冬の樹氷と、季節ごとの表情もぜひ味わってみてくださいね♪

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